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海老蔵 示談成立 “灰皿テキーラ”は否定

 先月に西麻布のバーで暴行を受けた歌舞伎俳優の市川海老蔵が28日、都内のホテルで事件後2度目の記者会見を開き、元暴走族リーダーと、伊藤リオン被告(27)との間で示談が成立したことを明らかにした。

 17時からはじまった会見には300名ほどの報道陣が駆けつける。ただし、今回の会見では「スチールカメラのフラッシュ撮影は禁止」との通達も。これは海老蔵の怪我を考慮して医師の診断があったためだという。

 担当弁護士とともに、前回の会見と同じ黒のスーツの姿で登場した海老蔵。まず、元暴走族リーダーと、伊藤リオン被告(27)との間で示談が成立した経緯が説明される。そして、元暴走族リーダーと初対面であったと認識していたが、これまでに計3回、接触をしていたことも明らかにした。ただ、海老蔵自身は1回目、2回目は酒を飲んでいたので記憶になく、3回目は電話で話したとのことだったが、暴走族のリーダーということを認識していなかったという。そして、担当弁護士は「金品のやり取りを含め、これ以上のやりとりはない」とも。

 海老蔵は今回の事件で話題になった“灰皿テキーラ”について、「灰皿にテキーラを入れて飲ませたような記憶はございません」とあらためて否定。また、「実際に警察の方からそのようなことがあったとも言われていません」とも。ただ、「酔っ払っている方にお水を飲ませたということは事実としてあります」と語った。

 暴行を受けたことで、現在も顔にしびれがあると語った海老蔵。ただ、「このような事態になったのも、やはり私の社会的責任感のなさや、日ごろの酒癖の悪さに要因があった」と反省の言葉を述べた。

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