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お笑い芸人のオヤジとオフクロ(後)

 お笑い芸人になれたことで、“貧乏”という過去を笑いに替えることができた。今でこそ笑い話になっているが、当時は、実の父や母を恨んだことだろう。“笑いの総本山”関西には、のちにベストセラー作家となった麒麟・田村裕と肩を並べるほど、壮絶な経験をした芸人がいる。今回はそんな、“浪速の2強”を紹介しよう。

 大人気漫才師のメッセンジャー・黒田保。彼が幼いころ、父が莫大な借金を残して失踪した。悲観した母は、保を神社に捨てるという、信じられない行動に出た。

 そのときは、長兄が救出したが、保が小学3年生のとき、今度は近鉄・八戸ノ里駅近くの高架下に捨てられた。再び長兄が発見して連れ戻したが、23才でその事実を知ったときは、ショックで2日間泣き続けたという。

 ちなみに、離婚した際、父が母に渡した養育費は、みかん箱だった。

 そんな“捨てる母”を凌ぐのが、2丁拳銃・小堀裕之の母だ。“吉本の最終兵器”と呼ばれるほど、彼の親は奇奇怪怪だ。

 小堀家はそもそも、祖父が議員。名家だったが、ドラ息子(裕之の父)が財産を食いつぶして没落。父は2度、母も1度自己破産している。

 驚くのは、両親がそれぞれ浮気したことだ。父のお相手は、近所に住む、裕之の友だちの母親。いっぽう、母は、父の浮気をチクった男と不倫に発展。2軒隣の煙草屋のオヤジだった。

 裕之は最初、母に引き取られて、母方の姓「種村」を名乗った。しかし、ひとりっ子だったため、小堀家の跡継ぎが必要を理由に、40万円で父方に譲渡された。ところが、友だちの母親との3人生活に耐えられず、母の元へユーターン。やがて、浮気相手と別れ、住む場所も失った父は、母と再婚。だが、のちに再び離婚している。

 親のエゴで人生を操られた裕之。当時は担当の教師から、「なんでグレへんの?」と訊かれたという。

 いずれも、全国的知名度を誇る芸人では決してないが、歩んだ人生の濃厚さなら、誰にも負けないだろう。(伊藤由華)

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