研音は移籍を発表し、その理由を「今後の方向性を話し合った結果こういう形になりました」と説明。同社でサイトからリンクしている松田の公式サイトは20日で閉鎖となる。
一方、オフィス作では「時はこれより、まさに春らんまんの季節。本人共々、より一層日々精進してまいりたいと思います」とコメントを発表したが、完全に研音との方向性はズレてしまったようだ。
「研音は翔太を徹底的にイケメンキャラとして売り出し、俳優としてキャリアアップさせるため昨年10月にスタートしたフジテレビの月9ドラマ『海の上の診療所』にねじ込んだものの、平均視聴率が11.4%と惨敗。天海の主演ドラマが連続してコケたことなどで、悪化していた研音とフジの関係がさらに悪化する一因となった。おまけに、翔太は兄・龍平のように演技派への転身を目論んでいたが、研音はとにかくギャラが高い仕事をバンバンとってくるのが、翔太は今後の俳優としての演技力向上など将来を真剣に考え、とどまる気にはならなかったようだ」(テレビ関係者)
兄の龍平といえば、昨年はNHK・連続テレビ小説「あまちゃん」の脇役でブレークしたほか、昨年公開の主演映画「舟を編む」で各映画賞の主演男優賞をほぼ総なめ。
「売れるまでの時間は事務所のバックアップのおかげで翔太の方が短かったが、演技力は断然、龍平が上。翔太はこれまで龍平との共演を熱望してきたが、研音サイドがクビをたてにふらなかったので実現せず。今後は同じ事務所なので、早々に兄弟の共演が実現しそう」(映画関係者)
成長した2人の共演が実現すれば、2人の父親で天国の松田優作さんも手放しで喜ぶに違いない。