配給/東宝
クリスマス目前のローマ。イタリアでのテロ予告をうけ、1人の男がイタリア・ローマに降り立った。その男の名は、外交官・黒田康作。外務省の上司からの命を受け、テロから邦人を守るために派遣されたのだ。そんな中、きらびやかにライトアップされた町で1人の日本人少女が失踪する。目的は単なる営利誘拐か、それとも少女の誘拐がテロの序章なのか…。
フジテレビ開局50周年記念作品。
原作は「ホワイトアウト」の真保裕一、監督は「容疑者Xの献身」の西谷弘。キャストも豪華。織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市。さらには、福山雅治が特別出演。また紅白出場経験がある英国の人気ソプラノ歌手サラ・ブライトマンが本人役で出演。コンサートシーンやエンドロールで名曲「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を聞くことができる。
日本映画初となるオールイタリアロケを敢行。ローマの有名な観光地やアマルフィ海岸の美しい街並みを観ることができる。
真犯人とその真の目的がなかなかわからない、先の読めないサスペンス。ストーリーも楽しめた。
至福の時を過ごせる作品だ。
お勧め度★★★