企画は題して「女子アナで一番美味しいハンバーグを作るのは誰だ?」。タイトル通り、フジの女子アナたちが一同に集い、「ハンバーグ」というお題で手料理の腕前をガチで競うというもの。参加したアナは生野陽子(ショーパン)、加藤綾子(カトパン)、平井理央、山中章子、山崎夕貴(ヤマサキパン)、そしてリアルライブの常連「マーサ」こと高橋真麻の6人。
注目のハンバーグ対決は、超お嬢様のマーサがたっぷりのフォアグラを肉で包むセレブハンバーグで期待を裏切らないキャラ展開を見せたり、移動の飛行機のトラブルで収録に間に合わなかった本田朋子の代打で出場した山中が意外な料理ベタぶりで笑わせたりと、アナ好きも満足の盛りだくさんな内容となった。
優勝は、肉が苦手なために魚(アジの干物)と海老とイカで作るオリジナルハンバーグ「お肉がダメなの ひものバーグ」を披露したカトパン。以前にフジアナ総出演のアナバラエティ『アナ★バン!』で料理好きなところを見せていた平井理央の「愛情コトコト カレーハンバーグ」を1ポイント抑えての僅差の勝利だった。
優勝したカトパンだが、魚介類を手際よくハンバーグに変身させる包丁さばきは実に手慣れたもので、料理上手ぶりがいかんなく伝わり、全国の視聴者に“女子力の高さ”を見せつけるに十分だった。
入社1年目にいきなり、「あやち●こ」と下ネタが書き込まれたギャル時代のプリクラを『BUBKA』(コアマガジン)にスッパ抜かれ、その影響か(?)『めざましテレビ』のメインMCをショーパンに先取られるなど、これまで出世争いで少々遅れを取っていた感のあるカトパン。しかし人気バラエティ『ホンマでっか!? TV』のアシスタントに起用されたあたりから、「体つきがセクシー」という評判が目立ち、人気が再び急上昇しつつある。それに今回の料理上手ぶりのアピールは、間違いなく視聴者にも好印象。ショーパンとの“ポストアヤパン争い”でも、一気に形勢挽回できそうな勢いである。
一方のショーパンは、生野家特製のニンニク醤油を使った「きのこハンバーグ」を自信満々に作ったものの、ブービーという結果。「私のハンバーグがマズかったということですか!?」と半ベソでとんねるずに食い下がり、気の強さと自分が一番でなければ気が済まない“お姫様気質”を見せつけたのも面白かった。
フジアナの素のキャラがモロに伝わる料理企画だが、次回のお題は「お弁当」でまたまた開催予定とのことで、期待である。