吉本は闇営業問題に端を発する一連の騒動を受け、経営改善のための「経営アドバイザリー委員会」を設置。8日に第1回の会合が行われ、吉本はマネジメントやスケジュール管理、ギャラ交渉などをタレントが自ら行う「専属エージェント契約」を新たに導入することを発表していた。
同番組で加藤は、「今回、いろんな思いがあってエージェント制を提案させていただいてる。吉本に残る形になってしまった」と残留を明言した。
また、これまでの発言を振り返り、「『加藤浩次、言ったことを実行しないのか!』と思う方もいると思います。そういった迷惑をかけた方に僕は謝罪したいと思います。本当にすみませんでした」と頭を下げ謝罪した。
「エージェント契約の場合、吉本の“看板”を借りるだけ。そのため、マネジャーや移動車両の手配など、すべてタレント本人がこなさなければいけない。しかし、加藤ほどの売れっ子ならば、現在よりも自身の取り分が増えるし、エージェント契約の導入はプラスになるはず」(芸能プロ関係者)
しかし、契約がネックになり、今後、苦境に立たされる可能性がありそうだというのだ。
「吉本がテレビ各局に、加藤の番組に通常の専属契約を結んでいる自社のタレントを押し込むのではと言われている。すでに『スッキリ』の後任として、現在は同番組に声のみで出演している南海キャンディーズの山里亮太の名前が浮上。加藤がほかの吉本芸人に仕事を取られ、干されるような形になることもあり得る」(芸能記者)
今後、何らかの形で“加藤の乱”に敗れた責任を取らされることになりそうだ。