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平成の大横綱・元貴乃花が平成最後の一年で味わった屈辱と凋落 その顛末を振り返る

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花田光司

 昨年、最も苦しい思いをしたスポーツ関係者といえば、元貴乃花親方の右に出る者はいないだろう。

 弟子を頑なに守るとともに、「相撲協会の改革」に乗り出したものの、弟子の失点や相撲協会の「圧力」によってその座を追われ、家庭まで失ってしまった。

 その顛末は、「平成の大横綱」と呼ばれたかつての絶対王者には寂しいもので、惜しむ声が続出している。そんな元貴乃花親方の1年を振り返ってみよう。

 すべてのきっかけは、2017年に発生した横綱・日馬富士による貴乃花部屋所属力士・貴ノ岩への暴行事件だ。これについて、貴乃花親方(当時、以下同)は相撲協会へ報告せず警察に被害届を提出。ところが相撲協会側は「まず協会に説明するべきだ」として、事情聴取を求めるが、拒否。

 「警察と検察の捜査を待ってから報告する」とした貴乃花親方側はこれを拒否し、両者の対立は表面化し、2017年年末に貴乃花親方は理事を解任されてしまう。

 そして2018年、貴乃花親方は理事候補選挙に出馬。一門の支持を失った親方は2票しか獲得できず落選する。「負けるとわかっていた戦」と語ったが、平成の大横綱が親方衆から総スカン状態となってしまったことは、世の中に大きな衝撃を与えた。

 相撲協会と対立姿勢を鮮明にした貴乃花親方は、テレビ番組内で、一連の貴ノ岩暴行事件の説明と協会への不満を告白。そして、一連の事件に対する協会の対応に問題があったとして、内閣府に告発状を送ったことを明かし、「相撲協会の改革」に乗り出した。

 そんな貴乃花親方最大の誤算が、3月に発生した自身の弟子貴公俊による付け人暴行事件。暴力の根絶と暴力力士への嫌悪を訴えた貴乃花親方の弟子が傷害容疑で書類送検されたことで、全てが狂ってしまう。その後、意気消沈した貴乃花親方は告発状を取り下げ、「貴乃花一門」も自ら解体。「一兵卒」として出直す姿勢を見せる。

 しかし、そんな貴乃花親方を相撲協会は快く思っていなかった様子。「一門に属さない親方は指導できない」というルールを作り、貴乃花親方を追い詰める。これに嫌気が差した貴乃花親方は、9月に「引退」を発表。会見内で、「相撲協会から、告発状は事実無根であると認めなければ廃業」との圧力を受けたことを明かし、「それを認めることはできない」として、相撲協会を去る。こうして平成の大横綱貴乃花光司は、相撲の歴史から姿を消した。

 その後、妻の景子さんとも離婚。わずか一年で相撲協会を追われた上に妻とも別れ、すべてを失ってしまった。奇しくも平成30年は、「平成最後の一年」。平成最強といわれた力士が大相撲に関わることができなくなってしまったことは、非常に残念だ。

 新元号となる今年、元貴乃花・花田光司氏は、一体どのような活動を行うのだろうか。

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