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日野皓正が“ビンタ騒動”を釈明

 発売中の「週刊文春」でジャズコンサート中に男子中学生に往復ビンタをしたことが報じられた、ジャズトランペット奏者の日野皓正が1日、羽田空港で報道陣の取材に応じ騒動を釈明したことを、各メディアが報じている。

 同誌によると、先月20日、東京都世田谷区で行われたコンサートで、日野の指導を受けた中学生約40人がジャズを演奏。その際、日野がソロ演奏を予定より長く続けたドラムの男子生徒のスティックを取り上げ、「帰れ!」と一喝。それでも演奏をやめず、手でたたいていたため髪の毛をつかんで往復ビンタを放ったという。

 約30人の報道陣に囲まれた日野は腕を組み、「ちょっとたたいただけだよ。相手も痛がってねえし、血も出てねえ。アントニオ猪木のビンタの方がよっぽど痛い」と猪木の“闘魂ビンタ”と比較し説明。

 当日の状況について、「演奏前にドラムをたたき始めたから『バカヤロー』って怒ったのに、まだやめないからちょっとたたいた」と釈明したというのだ。

 生徒は演奏後、控室で日野に謝罪したのだとか。そのため、日野は「それで済んだ話なんだ。お前ら記者が騒ぐと、お前らがその生徒をいじめることになるんだぞ。周囲から『あ、お前が例の生徒…』ってなるんだから」とチクリ。

 そのうえで、「もう手を出すのはやめようかな。ちょっとやり過ぎたかな、とは思っている。ま、申し訳程度だけど」とやや反省していたという。

 「体罰に対して“逆風”が吹き荒れているが、中学生の態度にも問題があったようで賛否両論が巻き起こっている。同誌に対して、生徒も生徒の父親も生徒の非を認め反省。日野が釈明したことで騒動は収束するだろう」(芸能記者)

 毎年恒例のコンサートで巻き起こった“事件”だが、来年以降も存続するかどうかが注目される。

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