同番組は前番組「知りたがり!」が低視聴率で打ち切りになったのを受け、今年4月にスタート。ところが、元日本テレビでフリーの西尾由佳理アナと司会をつとめるはずだったフリーの大塚範一アナが番組開始直前の今年3月に受診した定期検査で、白血病の再発が判明し、再び治療に専念することになり、これまで出演していない。
「大塚アナならば、『知りたがり!』で離れた主婦層の視聴者も戻って来たかもしれないが、表情に乏しく、あくまでも事務的に淡々と仕事をこなし、やる気のなさが伝わってくる西尾アナでは主婦層にウケなかった」(フジテレビ関係者)
初回の視聴率は2.1%(第1部)・1.9%(第2部)で、開始1週目から1%台を複数日記録。
ネット上では「サゲるテレビ」などと揶揄され、同局の4月度定例会見で豊田皓社長(当時)は「新しいので定着するのに少し時間がかかる」と分析し、5月度定例会見では「重点的にテコ入れをしていきたい」とし、同年6月10日から同局の軽部真一アナの投入などの大幅リニューアルを敢行。
しかし、リニューアル後も平均視聴率は2%台に低迷したままでテコ入れ効果なし。
7月度定例会見において、亀山千広社長は苦戦している現状を認め、「一進一退。一生懸命、鉱脈を探しているところ」と語っていたが、情報番組としては異例の放送開始からわずか半年で打ち切りが決定したようで、後任番組は、ドラマの再放送枠となるとみられるという。
「『知りたがり!』に起用された元NHKでフリーの住吉美紀アナは今やすっかり表舞台から消え、西尾アナも今後はオファーが激減しそうで、フジが気合いを入れた枠だった割には“女子アナの墓場”となってしまった」(女子アナウォッチャー)
オファーを受けた西尾アナにとってはかなりの誤算となってしまったようだ。