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「街道」で選ぶ、住んではいけない街とは?水戸街道編

国道6号
総延長●353・6㎞ 起点●東京都中央区日本橋終点●宮城県仙台市苦竹IC 制定年●1920年東京近郊通過地域●浅草、葛飾、松戸、柏、土浦、ほか

 東京〜横浜間を結ぶ旧東海道から、戦後東京の発展の象徴である246、西へ延びる甲州街道に、北へゆく中山道・日光街道と見てきたけれど、まだまだ東京起点の街道はある。それが、東へ向かう水戸街道(常磐道/国道6号)と千葉街道(国道14 号)である。ハッキリ言って、行き着くところが水戸か千葉という時点で語るまでもないような“クソ街道”なのだが、それでも他の街道も足元に及ばないほどの危険度を誇る道なので、ここで軽く注意を促しておくことにしたい。

 まずは水戸街道。街道筋には“東の渋谷”こと柏や、北関東一のソープ街を持つ土浦などがある。実は、柏は旧宿場町にあらず、それが故に清新なイメージを持つことができたのかもしれないが、それとて「水戸や土浦と比べれば」のお話。土浦まで行けばもはや首都圏の面影は皆無となり、地元の半グレ&チンピラが幅を利かすデンジャラスタウン。その上、この国道6号は、水戸からさらに先に進んでいわきも越えると、なんとあの福島第一原発のすぐ隣を通っている。

 原発事故からしばらく6号も通行止めだったが、今では「車から降りないこと」を条件に通行可。興味本位で停車しようものならフル装備の警察官がやってきて、険しい顔で発進を促す。朽ち果てた街道沿いの商業施設や飲食店、すれ違うのは原発関連の工事車両ばかりというゴーストタウン。そこにつながる水戸街道、果たして気軽に走っていいものか。

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