search
とじる
トップ > レジャー > 福島競馬データ大作戦 夏の狙い馬はコレだ!

福島競馬データ大作戦 夏の狙い馬はコレだ!

 今週から中央競馬は夏のローカルシリーズに突入する。そこで、本紙データ班は関東主場となる福島競馬にスポットを当て、近年の傾向を騎手、厩舎、脚質など、あらゆる角度から徹底チェック!本命党から穴党まで、ぜひ、夏の馬券作戦に役立てていただきたい。

 ◆騎手◆昨年の福島リーディングは2年ぶりに後藤浩輝騎手(美浦・フリー)が奪還。2005年の17勝には届かなかったものの、最多騎乗(69回)の田中勝騎手が9勝で、自身は64回で12勝なら優秀な成績といえる。フィナーレを飾る七夕賞(GIII)勝ち、特別3勝と内容も濃い。平場の複勝率は29.8%にとどまっているが、特別になると58.8%にグンと跳ね上がる。レースの数こそ違えど、クラスが上がれば上がるほど崩れない。ただ、1日3勝の固め打ちが2回あったのに対し、0勝に終わったのも実に3度。日ごとにムラがあるのは頭に入れておきたい。
 気になる存在として挙げたいのが7位の松岡正海騎手(美浦・相沢厩舎)だ。騎乗数は28回と少ないが、連対率は32.1%と高い数字を誇り、複勝率にいたっては驚異の50%。騎乗数が少なかったのは6月23日の騎乗を最後にアイルランド遠征に旅立ったため。フル参戦する今年は後藤、柴田善の上位陣を脅かしそうだ。

 ◆調教師◆4勝で松山康久調教師(美浦)がリーディングトレーナーに輝いたが、あまり鵜呑みにはできない。福島開幕前の時点で全国リーディング1位(20勝)だった昨年とは違い、今年は3回東京6日目終了時点で116位(6勝)と低迷。手駒に恵まれていない状況で、昨年同様の活躍を見込むのは非現実的だ。
 そこで、注目すべきは2位の堀井雅広調教師(美浦)。18回の出走で勝率16.7%は平凡な数字だが、こと1番人気に限定すると<2100>で連対率は100%。堀井厩舎の1番人気は迷わず買いだ。

 ◆脚質◆全91レースで一番高い連対率を誇ったのが48.9%の先行。差し・追い込みが30.8%だったことを考えても、どの条件でも先行有利は揺るがない。一昨年も同レース数で先行が51.1%に対し、差し・追い込みは27.9%。「平坦小回り=先行有利」の格言はこのデータで実証されている。

 ◆配当◆レース全体の馬単平均配当は1万3667円と高い。条件別の内訳では芝が1万1093円に対し、ダートは1万7600円とグッと上がる。その数字を引き上げているのは古馬500万のダ1700m戦だ。8鞍行われて平均配当6万5167円の荒れ模様。一獲千金を狙うとすれば同条件が最適だろう。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ