「彼女はNHK大河ドラマ『天地人』にも出演しますが、本気で勝負をかけているのは映画のほうでしょう」(芸能リポーター)
今や芸能界の先頭を突っ走る宮崎あおい、堀北真希、蒼井優といった同世代の若手女優に負けてはならじと、メラメラと闘志を燃やしているのは09年春公開の映画『群青』(中川陽介監督)で、起死回生の“艶技”に挑戦する長澤まさみ。
同映画は、作家・宮木あや子氏が書き下ろした同名小説が原作で、最愛の人を失ってしまったこときっかけに、精神を病んだ女性と、海に生きる父親、そして幼なじみの愛と再生の物語だ。
「沖縄の小さな離島に生まれた女が、幼なじみの漁師と恋に落ちたものの漁師は海で死んでしまう。そのことが原因で、女はショックから心を病んでしまい、島を訪れる男たちに夜な夜な抱かれるというショッキングで過激な官能ストーリーになっている」(芸能ライター)
この女を演じるのが長澤というわけだ。
「こういうストーリーなのだから、当然、濡れ場は必要不可欠。そこで、彼女のFカップといわれている美巨乳がついにベールを脱ぐといわれているのです」(芸能リポーター)
当の長澤も「人間の本能で感じられる映画だと思うので、皆さんも何か少しでも感じてもらえたら」と話し、覚悟を決めている様子。
それにしても、これまで“清純”をかたくなに守ってきた長澤が、自然な流れとはいえ、激しい濡れ場に挑むとは驚き。さらに同映画の配給が長澤の所属する東宝系列ではなく「20世紀フォックス」というのもビックリだ。
「“東宝のお姫様”として大事に扱われてきた長澤。04年の『世界の中心で愛をさけぶ』でブレークして以降は、一環して東宝の映画に出演していました。もちろん、肌の“露出”など一切ありませんでした」(芸能ライター)
それだけに、長澤が、いかにこの映画にかけているかがよく分かる。
「事務所の先輩である沢口靖子や水野真紀のような優等生的な女優で終わりたくないというのが彼女の本音でしょう」(芸能リポーター)
ともあれ、今後の長澤まさみに注目だ。