「生前の小堤容疑者が『Yahoo!知恵袋』を使い、被害者の自宅を割り出そうとしていたほか、犯行に至るまでに疑問に思ったことを逐一質問していたことがわかったのです」(社会部記者)
ヤフーが提供する質問サイト『Yahoo!知恵袋』上で『お世話になった人を探しています。(略)何か住所を特定できる方法はないでしょうか?』とウソをつき、三好さんの居場所を探そうとする質問をたびたび書き込んでいたほか『テレビドラマとかでスタンガンを押し当てたりして気絶するシーンがありますが、人間ってあんなに簡単に気絶するものなのでしょうか?』など、何らかの犯罪を臭わせる書き込みも。しかも、これらの投稿、すぐに削除されるかと思いきや、いまだにネット上に残っているのだ(11月21日時点)。
「『Yahoo!知恵袋』は管理が実にズサンですから、犯罪に絡んだものでも長らく消えることはないでしょう。古くは昨年2月に騒がれた京都大学入試カンニング事件。犯人の少年はヤフー知恵袋に問題を書き込み、答えを募るという形でカンニングを行いました。この書き込みも残っています。事件当事者の書き込みやIDを速攻で削除する傾向にある『mixi』に比べると、対極にありますね」(ネットライター)
ネット利用者には“知恵袋は消されない”は有名な話で、これに乗じて嫌がらせをする輩も。気に入らないユーザーに対しての悪口を書き連ねるといった行為も横行している。デタラメや誹謗、犯罪がらみの書き込みが横行している『Yahoo!知恵袋』は、いまや『2ちゃんねる』より危険かも?