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ストーリーが読めた?『正義のセ』、視聴率微増も視聴者からは不満続出

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吉高由里子

 水曜ドラマ『正義のセ』(日本テレビ系)の第8話が30日に放送され、平均視聴率が9.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区/以下同)だったことが分かった。先週(第7話)の9.0%に比べると0.4ポイント微増という結果になった。

 新米検事・竹村凜々子(吉高由里子)が、毎回人間模様が複雑に絡み合った事件をひも解いていく本作。第8話はひき逃げ事件がテーマだった。被疑者の芸能事務所社長・斎藤茂典(正名僕蔵)が人をひいたことを認識した上で逃げたのか、本人の供述通り気が付かなかったのかが、起訴する上での争点だった。凜々子は検事事務官・相原勉(安田顕)とともに調査を進める。

 毎回、ささいな部分に引っ掛かりを覚え、詳しく調査していく凜々子だが、今回も事件当時に同乗していたという俳優・光岡駿太(桐山漣)まで調査が及ぶことに。調べを進めていくうち、斎藤が事件発生時に別の場所で目撃されたことが判明した。被害者をひいた後に一瞬車が停止したことも分かり、事件発生直前に現場付近で逃走車両を運転する光岡を目撃した人もいた。結局、車に乗っていたのは光岡一人だったことが明らかになった。斎藤は売り出し中の光岡を守るために、斎藤が自ら身代わりになったのだった。

 第8話はイケメン俳優の桐山漣がゲスト出演し、女性から歓喜の声が上がった。さらに光岡を目撃したというキーパーソンを、吉高の親友であるハリセンボン・近藤春菜が演じたことで話題を呼び、視聴率のアップにつながった。

 しかし、視聴者からは肝心のストーリーに不満を持っていた。「最初からオチが想像できてつまらない」「事件の真相が単純すぎてつまらない…。社長が所属タレントをかばうなんて誰でも想像できる」「被害者が実はストーカーで、ガードレールに車擦ったのを見たから自傷してひかれたフリをしたとか、いくらでも捻れるんじゃない?」などと、「ストーリーにひと手間加えるべき」との意見が続出した。

 「最初に捕まった犯人が身代わりになっていたというのは、これまで何度も描かれてきたパターン。それゆえ、視聴者の多くが早い段階で『光岡が犯人というパターンでは』と気付いてしまっていたようです。視聴者をいい意味で裏切りたいならば、そこから一捻りほしいところでしたが、残念ながら予想通りの結果。検事が主役のドラマなのに、誰でも分かってしまうような『謎解き』にがっかりしている視聴者も少なくないようです」(ドラマライター)

 初回は二ケタで発進したものの、視聴率とともにストーリーもグダグダになっているのは事実。次話で視聴者も解けないような謎の事件が発生すれば評判の回復も夢ではないのだが――。

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