「霊能者との出会いから、洗脳された過程、報道が過熱してからどんな生活をしていたかなどは読者の関心が高いところでは。すでに、複数の大手出版社が争奪戦を繰り広げていると言われている」(芸能記者)
しかし、そんな中島本に「売れるわけがない。誰が読むんですか?」と真っ向からダメ出ししたのが「ダディ」(郷ひろみ著)、「大河の一滴」(五木寛之著)など数々のベストセラーを手がけ「出版界の風雲児」とも呼ばれる出版社・幻冬舎の見城徹社長だ。
見城氏は8日、テレビ朝日系の情報番組「ワイド!スクランブル」に生出演。10年10月30日に中島と霊能者と6時間にわたって食事・カラオケをした時のことを振り返ったが、番組内ではかつて中島の本を出版しようとしたことを明かした。
見城氏によると、自ら中島にオファーし、中島が承諾したため、06年末から07年1月まで同社でインタビュー。4分の1ほど初稿が出た段階で中島に見せたところ、「言った通りじゃない」、「これは私じゃない」と中島が納得しなかったため出版を断念したという。
そんな経緯があったにもかかわらず、同番組の終盤の夕刊記事紹介コーナーで某夕刊紙の「中島の告白本に見城氏も食指」という旨の記事を紹介。だだでさえ、見城氏は番組内で「誰がオセロ中島がマインドコントロールを受けた思ってるんですか?男女間の恋愛でもマインドコントロールは存在するでしょ?」など中島擁護に偏った報道に苦言を呈していただけに中島の告白本について、「(出版は)全くない。出すぐらいなら霊能者の本を出したい。(中島本が)売れるわけがない。誰が読むんですか?」と不快感をあらわにしバッサリ。さらに、「ベストセラーになると思う人の方がおかしい」と持論を展開した。
これまで出版界の常識を覆す、あっと驚く仕掛けでベストセラーを連発してきた見城氏だけに、思いもよらない霊能者の告白本が出るか!?