同社のプレスリリースによると、日曜日の株主総会開催は03年以来毎年で15回目。02年からは株主総会終了後、所属アーティストによるイベントを開催しており、今年も開催予定だが、内容は現在調整中。
とはいえ、小出事件の影響を受けてか、今年は昨年までとは違うようだ。
「昨年まではアーティストたちによる趣向を凝らしたイベントを開催。イベントをメディアに取材させ、その様子を報道させていた。ところが、今年は呼び込みをかけずに非公開でイベントを開催するようだ」(ワイドショー関係者)
小出に活動停止の処分が下されたのは今月8日。同日の始値は3080円だったが、小出の処分が発表された影響もあり一時株価は2000円台まで下落。同日の終値は3010円で翌日以降も下落する可能性が見込まれていたが、一時期は3200円台に株が値上がり。23日の終値は3180円で、小出の処分発表前から100円値上がりしているのだが…。
「実は、アミューズの株主のちょうど3分の1ほどを保有する、約1万2000人はほぼ個人株主。その中では小出の件に不満を抱え、株主総会でタレントの管理責任を厳しく追及する株主もいると思われる。株価は上がっているものの、出来高は高低極端な日があり、株主総会を境に株価が大きく変動する場合もあり得る。アミューズとしては、今回の株主総会をどう乗り切れるかが正念場」(経済誌記者)
小出に関しては、大阪府警が府青少年健全育成条例違反の疑いもあるとみて、小出と相手の女性から近く任意で事情を聴く方針を固めたことが、先ごろ一部で報じられただけに、まだ予断を許さない状況。
いまだに会見を開いていない小出だが、株主総会で株主に謝罪という選択肢はなかったのだろうか?
※写真・株主総会が行われる東京・両国国技館