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堀内元巨人監督が“松坂問題”を非難「サインを書くのは当たり前のことじゃない」

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松坂大輔

 元巨人監督の堀内恒夫氏が12日、自身のブログを更新。中日・松坂大輔投手が、サイン転売やファンの過剰な接触で被害を被っている現状について言及した。

 「スポーツ紙そして昼の情報番組で取り上げられていたのをたまたま目にしたけれど」と記した堀内氏は、まずサイン転売について持論を展開。オークションサイト上に出品されている転売品の画像を紹介し、「これを見て、どう思うかい?」とファンに問いかけた。

 以前にも、ブログで同様の話題に触れていた堀内氏は、「声をあげ続けることによって買う人が1人でも減り売る人が1人でも減ってほしい」、「『選手のサインがほしい』お金を出して買おうとしている人は少し立ち止まって考えてほしい」と自身の心境を吐露。最後は「サインを書くのは当たり前のことじゃない」と、改めて注意喚起を促した。

 続いて、「もう1つの問題 松坂くんがファンに接触した件に関してだけど」と綴った堀内氏。「今回は、松坂くんの右肩っていうんだから問題も深刻だ。いや、決して左だから良いってことでもないけどさ」と患部の状態を危惧しつつ、「彼には1日でも早く回復できることを心から祈ってるよ」とエールを送った。

 2つの話題に言及した後、「さて最後に改めて声を大にして言いたい」と切り出した堀内氏は、「選手がサインを書くことはあくまでもファンサービスとして、だ。それよりもまず大事なのはいいプレーをファンのみなさんへお見せすること それには怪我や故障があってはならない」と持論を展開。そして、「今ある問題に対して『キリがない』『難しいことだ』と諦めず みんなで関心をもって改善できるような方向へ」と訴えかけた。

 “松坂問題”を例に挙げ、選手とファンの関係のあり方について論じた堀内氏。これを受けたネット上には、「これは堀内さんの言う通りだと思う」、「ほとんどのファンは理解してくれるはずです」、「1人でも多くの人に読んでほしい、そして何かを感じてほしい」といったコメントが寄せられている。

文 / 柴田雅人

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