「日テレとテレ朝、NHKでそれぞれ1本ずつ番組が立ち上がる。しかも、全てがロケ番組なんです。日テレは旅館を泊まり歩くトークツアー番組。テレ朝は世の中の本当に美味しいものを探し求めるグルメ番組。NHKは夜の散歩もの。『ブラタモリ』とは一線を画す、サブカル系をターゲットに若手クリエイターやアーティストらを探し歩くものです」(放送作家)
レギュラー番組が一気に増えることで、推定年収はなんと5億円超え(CMなどを含める)になるという。なぜ、今になってマツコが再び持て囃されることになったのか。その秘密を、マツコと旧知の間柄である制作会社プロデューサーが暴露する。
「ダイエットですよ。自宅に帰るとスッポンポンになって生活する全裸ダイエットで食欲を無くし、減量に成功した。以前のマツコの体重は140キロでしたが、全裸ダイエット法で今回、20キロの減量に成功したんです」
結果、体調がすこぶるよくなったのだという。
「何たって前はロケ物が絶対NG。太り過ぎて足腰が痛くなって歩けなくなってしまうんです。以前、日テレ上層部が拝み倒して出演してもらった『笑ってコラえて!』のロケに出るときは、スタッフがマツコさん専用の“神輿”を製作してロケに出向き、移動時に乗っていたなんて噂も飛び交っている。さらにロケ先で一番、困ったのがトイレ。マツコさんは通常のトイレに入れない。仮に座れたとしても便器を破壊してしまうこともあったそうです。これらの話は多少誇張されているかもしれないが、いずれにせよロケを毛嫌いしていたことは間違いない」(同)
しかし体重20キロの減量に成功したことで、タレントとして生まれ変わったというのだ。結果、マツコの元にはバラエティー番組のロケ・オファーが殺到する事態になった。
「最近では『ウチくる!?』(フジ)や『徹子の部屋』(テレ朝)などに出演している。マツコの場合、スタジオ出演のギャラは一本60万円ですが、ロケとなると一本100万円。普通の芸能人は逆でスタジオの方が高いのに、マツコの場合は逆になる。もちろん理由は視聴率がUPするからです。マツコがロケに出ると平均して番組視聴率が5%以上も跳ね上がるとされているんです」(民放編成マン)
マツコがバラエティー番組の怪物から“神”に昇格する日は近そうだ。