初戦勝ちはダートだったとはいえ、父はサクラバクシンオー。ケイコでもスピード満点の動きを見せており、芝がわりは逆にプラスに働くはずだ。
安田師は「調教でも一度も走らせていないし、正直、こればっかりはやってみないと…」といいつつも、「芝でもスピードは生きそう」と可能性を感じている。
「前走後はひと息入れる予定だったけど、あまりにも状態がいいのでここを使うことにした。順調にここまでこられた」
トランセンドを筆頭にこの夏、続々と有力馬を輩出する同厩舎。2歳Sダブル制覇も夢ではない。
【最終追いVTR】坂路で3歳未勝利と併せ、800メートル53秒2→38秒0→12秒7。ゴール前での追い比べではシャープな伸び脚を発揮し、1馬身先着。弾むようなフットワークは依然目立っており、気配は良好だ。