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高橋大輔の「引き際」と伊調馨の「挑戦」を巡ってネット上では賛否両論

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提供:週刊実話

 フィギュアスケート全日本選手権が12月24日に終了し、日本連盟は世界選手権の代表を発表した。

 男子は宇野昌磨、田中刑事、羽生結弦、女子は坂本花織、紀平梨花、宮原知子が代表に決まった。一方で、4年のブランクがありながら全日本で2位となった高橋大輔は、選考に残りながらも代表を辞退したことが分かり、スケートファンを驚かせている。

 高橋は辞退した理由を「32歳でこの先、希望があるかというと正直ないと思う。若手というか日本を引っ張っているプレッシャーのかかる大きな大会で経験を積むことで、若い選手がその舞台を経験する必要性の方が大きいと感じた」とコメントし、後輩に道を譲る姿勢を見せた。

 ネット上では《後進に道を譲る決意スゴいと思います》《まだまだ頑張れると思うけど、引き際がすばらしい》《大人として潔い決断だと思います》《自分の実力をよく見極めてるんでしょうね。理解できます》など、ファンはおおむね好意的な感想を持ったようだ。

 「高橋のファンからすれば、まだまだイケると思ったでしょうね。しかし、今大会は2位ながらも、高橋の4回転ジャンプは精度が低く、世界で戦うにはかなり厳しいのは明らか。こういった自身の伸びしろを分かった上で、高橋は身を引いたのだと思います」(スポーツ紙記者)

 そんな高橋の姿勢とは反対に、いまだがむしゃらにメダルを目指しているある選手にもさまざまな意見が投げ掛けられている。

 「23日に行われたレスリング全日本選手権女子57キロ級決勝で、3年ぶり13度目の優勝を果たした五輪4連覇の伊調馨です。伊調はパワハラ騒動の後、何とか優勝を勝ち取りましたが、22日の予選では中量級女王の川井梨紗子を攻めきれず、17年ぶりに敗退しました。決勝でも終始圧倒され、残り10秒間での逆転劇はベテランならではの技と言えますが、薄氷の勝利だったことは間違いありません」(同・記者)

 今年34歳の伊調に対しては、《もう十分だろ。若手に道を譲れよ》《5連覇への気持ちは分かるけど、レスリング界全体を考えたら引き際も重要では》などといった声が、ネット上からも聞こえ始めている。前人未到の5連覇に意欲的な伊調の姿勢は素晴らしいが、明らかに衰えが見えてきた現状では、先を見据えた選考も必要だと考える人は多いようだ。
「本来であれば、絶対的王者を破る若手が現れるのが一番。しかしベテランの存在が目をつぶしているケースもあり、実に悩ましい問題ですね」(同)

 辞める美学、続ける美学、引退の瀬戸際に立たされたときに、アーティストの本性が見えるかもしれない。

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