search
とじる
トップ > レジャー > 交流GI7勝へ死角なし ブルーコンコルド

交流GI7勝へ死角なし ブルーコンコルド

 JBCの申し子が今年も主役を張る。一昨年はスプリント、昨年はマイルを制覇。そして今年…いよいよブルーコンコルドが「第7回JBCクラシック」(JpnI 2000m 31日)でJBC3連覇に挑む。前走の南部杯も新興勢力のワイルドワンダーに快勝。7歳の秋を迎えた今も、まったく衰えを感じない。交流GI7勝目はすぐそこだ。
 まさに大器晩成だ。2歳時にも京王杯2歳Sを制したブルーコンコルドだが、本当の活躍はダートに本腰を入れ出した3歳の秋以降。とくに5歳になってからこれまでの成績は<10413>というすさまじい結果を残してきた。
 「まだまだ馬が若いんだろうね。7歳といえば普通はおじいちゃんなのに、この年齢になって初めて馬っ気を出すようになってきたんだから」
 服部師はそう言うと笑顔でうなずいた。若々しさはレースぶりにも現れている。前走の南部杯も強かった。1番人気こそ新興勢力のワイルドワンダーに譲ったが、半馬身の着差以上に強い快勝だった。

 「折り合いがピッタリついて勝てたことに意味がある。あの内容なら距離が二千に延びても気楽に臨めるんじゃないかな」過去2年、JBCはスプリント、マイルを連勝中。ジワジワと地力を培い、いよいよ本丸のクラシックに挑む態勢が整った。
 中間も“若い”。14日の1週前追い切りでは、栗東坂路で800mを51秒4→計不→25秒3→13秒2と速い時計を出した。
 「何の反動もなく、1回使った上積みを十分に感じられる。ヴァーミリアンなど初めて戦う馬もいるから、気持ちはあくまで挑戦者。でも、このデキならいい競馬ができる。若いモンにはまだまだ負けないっていうところを見せたい」
 勝てば交流GIは7勝目。歴史に残る名馬の領域へ踏み出すか。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ