さらに、「角界に入ったのも(弟の)壁になるってことだった」と発言。力士になりたくなかったものの、「横綱になったら辞めさせてあげる」と説得されたことから決意したという。
実際、'98年の横綱昇進の決まり文句で「謹んでお受けします」とは言わず、「謹んでお断りしてよろしいでしょうか」と両親に約束の実行を迫ったが、さらに説得され、第66代横綱となった。
「しかも弟の貴乃花親方との確執については『もうお会いしないというだけ』と関係修復の可能性を完全に否定、ついには『俺がなんで謝んなきゃいけないんだ、あんな奴に』とまで言い放った。タレントに転向したとはいえ、ぶっちゃけていいことと悪いことがある。相撲関係者はみな、首を傾げていますよ」(元力士)
芸能評論家の肥留間正明氏が言う。
「そんな打ち明け話、今さら聞きたくもないです。だいたい相撲界あっての自分だったし、花田家だった。『お断りしますと言うつもりだった』など冗談でも言ってはいけない」
花田にとっては相撲界に残るのも選択肢の一つだったわけだが、芸能界に進出。最近は旅番組のリポーターなどを務めるものの、イマイチ立ち位置が定まらない印象だ。
「現役時代は、あの体で横綱までいっただけでも立派なもの。それが今やプライバシーを切り売りにする三流タレント以下。少しはコツコツ相撲道を歩む弟を見習えと言いたいです」(同)
評判は下がり続けるのか。