「5月16日については思わず漏らしちゃったかのようなわざとらしさだったが、最初から発表するつもりだったんだろう。高城氏は『離婚騒動発生から起こったすべての事実を話すこと』を離婚届提出の条件として要求しているが、会見では黒幕の存在などを否定。まだまだ隠していることだらけ」(週刊誌記者)
一方、渦中の高城氏は1日に都内で新刊本「私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明」(マガジンハウス)の出版イベントを行うが、多くの媒体の取材が許された沢尻の会見とは対照的に高城氏の指定したメディア以外の取材はNGだが、同書には何が書かれているのか?
同書は144の質問に高城氏が答える一問一答形式でつづられているが、高城氏はあえて定住地を持たない理由について、「つい最近も突然、理不尽な圧力が僕に押し寄せました」と暗に離婚騒動に触れ、「そのような圧力に抵抗するには、正面から抵抗せずにほっておくのが良い手だてだと考えています」と自己流の“サバイバル術”を明かし、「もし、僕が東京で大きな会社を経営し、それなりの邸宅に住んでいたら、動くこともできずにメディアスクラムに押しつぶされて、きっとこの本も出なかった」としている。
直接的に離婚騒動に触れる部分は一切なく、「現代メディアは『恐怖を与えること』で構築されています」、「僕的に言えば電子恐山(笑)」とメディア批判を繰り広げている。
また、一番影響を受けた人物として「母親。茶道の家元です」としているだけに、母親が体調不良にもかかわらず、兄とともに母親の自宅を訪れ話し合いをしようとした沢尻に対して怒り心頭に違いない。
出版会見では気心を許しているメディアに何を語るかが注目される。