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「長距離はシンクロ率が大切」ステイヤーズステークス 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 ここ3年はハナをきった馬が馬券に絡んでいますので、今回のメンバーで言えばディアスティマがそのポジションで展開しそうです。前走は2番手で競馬をしましたが結果は5着で、前々走はハナ切って勝ち、3走前の天皇賞(春)では6着になりましたがレベルが違うので、あのメンバーで6着ならハナを切っているのですから、十分な成績だと思います。現在まで12戦して9回も馬券に絡んでいることから、先頭で競馬をするスタイルを考えれば相当なポテンシャルがある事が窺えます。また、シルヴァーソニックが前走の天皇賞(春)ではスタートで躓き、落馬してしまい競争中止になりましたが、それまでの3戦は3000m以上のレースで3回連続で3着だったことから、長距離を上手く走れる能力がある筈ですし、昨年のこのレースも3着だった事から今回は期待できると思います。

 近年は先頭集団で競馬をした方が有利で、後ろでも10番手までの位置にいないと馬券に絡むことは難しいようなので、最後方で競馬する馬は厳しそうです。但し、近年のデータは陣営も見ているので、後方待機の展開は避けようとみんなが思えば、前々に拘る馬が増えてペースが速くなる可能性も考慮しなくてはなりません。過去10年で見ると、後方待機の馬達が3着までを独占した展開もあり、逆パターンになればユーキャンスマイルの出番も出てきますし、メロディーレーンや前走は2番手の展開で失敗したエドノフェリーチェがチャンスを待つ作戦に出れば、まさかの牝馬2頭が絡む大穴も期待できます。

 それと今回はレースには、T.マーカンド騎手やH.ドイル騎手も参戦してきましたから、外国人騎手ならではの騎乗でベスビアナイトもマンオブスピリットも偶然ルーラーシップ産駒ですが、乗り替わりの偶然も手伝って違う力を発揮してくれるかもしれないと思ったのは、長距離なら馬とのシンクロ率の違いで思わぬ結果が得られると考えたからです。馬券は近年のセオリーに合わせたものと逆パターンの後方待機と想定外のシンクロを夢見て組み立てます。気になるのは、過去のデータだと京都大賞典では成績が芳しくない馬が何故か馬券に絡んでいる事が多い気がするので、ディバインフォースも馬券に入れてみました。
 
ワイドBOX 1ディアスティマ、7シルヴァーソニック、13アイアンバローズ
ワイドBOX 2ユーキャンスマイル、4メロディーレーン、6ナムラカミカゼ
ワイドBOX 3マンオブスピリット、10ベスビアナイト、14エドノフェリーチェ
ワイドBOX 9ディバインフォース、11カウディーリョ、1ディアスティマ

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