笑いを極力排した岡村のスタンスには賛否両論があるが、岡村は「ガッチガチのカテナチオで行きましたからね」と振り返った。カテナチオとはサッカー用語で「強固な守備」を意味する。岡村としては「あえて守りに入った」と言いたいのだろう。
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番組では、現地からの中継で元サッカー日本代表の播戸竜二氏が発したあいさつ「おばんざ〜い」も話題に。岡村は「リハの時に向こうと中継つないで、ピッチサイドの播戸さんが『おばんざ〜い』と言ったんですね」と語り、リハサールであえてくだけたことを言っていたと思ったようだ。ただ、岡村は「(播戸氏が)本番でも『おばんざ〜い』と言わはったんですよ。すごいなと思って。多分、僕がそれやっていたら、もう多分二度と呼ばれないと思って」と語った。岡村は「すごいなこの人、ハート強いな」「お笑いの人間があそこに出てちょけて(ふざけて)いいことが一切ないと思って」ともコメント。
岡村としては、番組は真面目にやったつもりだが、「真面目にやればやるほど滑稽に映ってしまうんですね。それが悔しいというか腹立つというか」と振り返っていた。
さらに、親交のあるミュージシャンのKing Gnu(キングヌー)との共演に関しても、岡村は「思ってたヌーさんと違う。すごいステージに行ってはる。僕が思ってたヌーさんとは違うんだと思って」と距離感を感じたようだ。ただ、メンバーの井口理とは目線が合ったとも話していた。
これには、ネット上で「播戸さんのメンタル、岡村さんも驚くほど強いのか」「まあ、岡村さん居るだけで面白かったわ」といった声が聞かれた。