今回、20日より開催されるFIFAワールドカップカタール2022を目前に控えていることもあって、サッカーに関するクイズ「サッカー知識王決定戦」が行われた。その解答ゲストの一人が、名門クラブに選抜されたという11歳の“天才サッカー少年”だった。ブロッカーと呼ばれる99人の中には、アルコ&ピース・酒井健太、ウエストランド・井口浩之、お見送り芸人しんいち、JOY、パンサー・尾形貴弘らサッカー好きの芸人やタレントが登場。それに加えて元サッカー日本代表、元なでしこジャパンの面々も出演した。
>>「国籍変えろ」クイズ番組で徳光和夫、解答者に暴言を吐き物議に またも“若者を馬鹿にしている”の声<<
「視聴者が違和感を覚えたのはクイズの問題です。11歳の少年が生まれる前のドーハの悲劇(93年)、ジョホールバルの歓喜(97年)などのクイズや、ワールドカップ直前にメンバー選考から漏れた三浦和良選手が記者会見で言った一言(98年)など、子どもに分かるわけがない問題が多く出題されたのです。確かに、少年は、事前の知識クイズで好成績を残したらしいのですが、これではあまりにも不憫。現に、近年のサッカー問題は完璧に答えていました。こうした歴史をさらうのは、年齢層の高い視聴者のため……というのはあるかもしれませんが、だったら解答者を大人にすべき。話題作りのためだけに少年を出すのはかわいそうです」(芸能ライター)
結果的に少年は賞金を獲得することができなかった。Twitterでは「古い問題だから子ども辛そう」「問題が独特すぎるわ ちょっと可哀想です~」「この子に、生まれる前の90年代の問題出すのはかわいそうだわ。今の時代の選手の問題だったら、分かるよね」「チャレンジャーには不利な問題だったね」「ドーハとかジョホールバルのレジェンド世代よりも、近年のJ1リーグの方が 身近だよね」「今のJリーグ強いね」と同情するつぶやきがあった。