>>全ての画像を見る<<
北斗は、「うちは夫と2人の息子がいるのですごい食事量。子どもが中高生の頃は1回の食事で5合、1日1升半でした」と食卓の様子を紹介。ポイントは副菜で、「ぱっと華やかになるように、赤・緑・茶・黄・白の5色を使うようにしています」と話すと、三國シェフも「北斗さんの料理は斬新でスケールが大きい。きれいな料理は味がぼけないですし、栄養価的にも5色から7色を使うとバランスがパーフェクトになります」と称賛した。
三國シェフは、「私の師匠だった帝国ホテルの村上信夫初代総料理長が1964年の東京五輪で冷凍食品を使って、その頃はあまりイメージが良くなかったんですが、当時の佐藤栄作総理大臣に食べてもらったら絶賛されて、そこから急速に広まったんです。今は本当にレベルが高くて、栄養価や色も良いですね」と冷凍食品の進化を語った。
冷凍食品を使ったお手軽クッキングコーナーでは、北斗が冷凍ハンバーグとかぼちゃを使い、「季節のおろし照り焼きあんかけハンバーグ」を調理。この他に「とろとろ&ごろごろマンゴープリン」のレシピを紹介すると、三國シェフは「冷凍マンゴーを入れてゼラチンを20分で固めるのはただ者じゃないですね。どうやって料理を覚えたんですか?」と質問。北斗によると、「女子プロレスの寮に入って先輩にごちそうになった時に『どうやって作るんだろう』と試行錯誤するうちに、なんとなくできるようになった」とのことで、三國シェフも「プロレスも料理も賢くないとね」と納得していた。
終了後の囲み取材で、北斗は「人前に立つのは緊張しないんですけど、今日は三國シェフの前で緊張しました。やばかったです」と、いつになく緊張していたことを明かした。最近、肝を冷やした出来事を尋ねられて、「嫁が料理をしたことがなくて、某番組の企画で食べさせられた時の衝撃」と長男・健之介の妻で女子プロレスラーである門倉凛の料理を挙げた。「冷や汗が出ました。味がないか、殺すかというくらい濃かったりして。嫁には冷食を活用してほしい」とリクエストしつつ、「悪口みたいですけど、凛ちゃんはかわいいです」とフォローしていた。
(取材・文・写真:石河コウヘイ)