この日の『バス旅』は、太川陽介とA.B.C-Z・河合郁人が対決する「陣取り合戦」の第9弾。彼らは静岡県三島市から山梨県甲府市まで路線バスを乗り継ぎ、指定された名所や名物を手に入れることで「陣」を取り、2日間で多くの陣を取ったチームが勝ちとなる。
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反則疑惑が囁かれたのは、2日目の早朝であった。
太川チームは山梨県南アルプス市のチェックポイントである「すもものチーズタルト」を売っている和菓子店へバスを乗り継いで到着。だが、太川チームは店のオープンより早く到着してしまったようで、シャッターが閉まっていた。絶望する太川チームだったが、そこへ店の関係者がふらりと立ち寄り、特別に30分早く店をオープンして貰い、無事にミッションをクリアーというシーンが放送されたのだ。
店のオープン前に開けてもらう事は「陣取り合戦」のルール上、違反とはされていないがマナー違反であり、ネットでは「開店前に開けてもらうのいいの?」「これは反則ではないか?」「開店時間を早めるのはありなの?」といった疑問が相次いだのだ。
また、対する河合チームもチェックポイントである、山梨県山梨市の笛吹川フルーツ公園の名物「桃パフェ」を手に入れるため公園へやって来たが、オープンの2時間前に到着してしまい立往生する羽目に。そんな中、河合チームの元フジテレビアナウンサーの久代萌美は、近くにいた従業員の男性に事情を説明。なんとこちらも、特別に店のオープンを早めて貰う事に成功したのだ。
太川チームは30分、河合チームに至っては2時間も早く店を開けて貰っているため、ネットでは「次からは禁止して欲しい」「もう何でもありだな」「時間は守って欲しい」「一般の人が真似するかも」といった声が相次いでいた。
2日目の朝は確かに、他のチームに負けないよう早めに宿泊先を出るのが鉄則であるが、バスの時間よりチェックポイントに指定されている店のオープン時間を調べるのが先かもしれない。