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録音再生できるストラップから音の出るタンバリンも、ライブ中の声出し巡る苦しい対策

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及川光博

 先日行われたロックフェスティバル『SUMMER SONIC 2022』で、人気ロックバンドであり、ワンオクの通称で知られるONE OK ROCKのボーカル・TakaのMCが物議を醸している。Takaは「前のアーティストのメーガン(MEGAN THEE STALLION)でもあんだけ声出してたんだから、いくら出したって関係ねぇだろ」といった“煽り”を行った。

 ロックフェスなどのライブイベントの鑑賞で「声出し」は重要な要素だ。だが、ここ数年は新型コロナウイルスまん延の影響から禁止されるパターンも少なくなかった。中には、様々な創意工夫で乗り切ってきた例がある。

 ​>>コロナ禍のライブ問題でワンオクTakaに〝大人の対応〟を見せ付けたラルクHYDE<<​​​

 人気ロックバンドのイエモンことザ・イエローモンキーは、2020年11月に東京ドームでライブを行った。活動30周年を迎えたイエモンは、コロナの影響でドームツアーが中止となった。声出し禁止の中でライブが行われ、観客は拳で熱気を表現。さらに観客から事前に募集した「声」が会場に流れる場面も。

 ミッチーこと及川光博も、今年開催されたワンマンショーで声が出せない代わりに、光るタンバリンをツアーグッズとして用意した。及川の問いかけにイエスとノーで異なるタンバリンの音を鳴らすコミュニケーションを実現した。声を介さずとも、出演者と観客を繋ぐ手段が用意されたと言える。

 「うたプリ」の通称で知られる、女性向け恋愛アドベンチャーゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪」の昨年11月のメットライフドームでのライブでは、参加者の拍手や歓声を事前に録音し、会場で自動車のクラクションと同じレベルの大音量で再生できるスピーカー付きストラップを事前に販売した。

 やはり歓声は、ライブには欠かせないものであろう。それを何とか再現するための努力が積み重ねられてきたと言えるだろう。コロナの感染者数は依然減っているとは言えないだけに、やはり音楽イベントの開催は、現時点では全てが自由にというわけには行かなさそうだ。

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