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過労気味で〝リセット〟が必要だった藤井風 河瀬監督との仕事で疲弊?

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藤井風公式ツイッターより

 昨年の大みそかの紅白歌合戦に白組で初出場を果たして話題になっていたミュージシャンの藤井風が、新型コロナウイルスに感染し、7月10~19日までに予定していた全国ツアー計5公演を延期した。

 藤井は自身のSNSで、《今日を楽しみにして下さってた皆さん、色んな準備をして下さってた皆さん、突然のお知らせになって本当に申し訳ありません。延期になった5公演に来場予定だった皆さんも本当にごめんなさい》と謝罪。

 そして、《当たり前だと思っていた日々に感謝してしっかり治します。またパワーアップした姿を見てもらえますように》とつづったが、この時期は仕事運が下降気味だった。

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 「昨年の紅白で大ブレークを果たして以降、多忙な日々を送るようになり、過酷なツアーに突入。おそらく、免疫が落ちたところにコロナの新種株が大流行。運が悪かったようだが、そろそろ休養して〝リセット〟する期間が必要だった」(音楽業界関係者)

 もともと、藤井は6月に2部作が連続公開された、河瀬直美総監督の東京五輪公式記録映画「東京2020オリンピック」のアスリートを描いた「SIDE:A」と運営側に迫った「SIDE:B」の音楽を担当。

 しかし、「B」の公開まで10日を切った6月15日、映画公式HP上で突然、藤井が降板し、別の音楽家に依頼することになったと発表されたのだ。

 一部報道によると、監督の熱烈なラブコールで、昨年には藤井が両作品の音楽を担当することが決定。ところが監督は編集をそれぞれ公開直前まで引っ張り、完成映像を見ながら音楽を入れたい藤井側を延々待たせた「A」は作業がギリギリ間に合ったが、5月から全国ツアーに入っていた藤井側が『もうできません』と断ったというのだ。

 「見るからにマイペースな藤井だが、河瀬監督との仕事で精神的にかなり疲弊してしまったはず。今後、仕事は周囲の意見も聞いて慎重に選ぶべきでは」(映画業界関係者)

 療養を終え、7月21日からツアー公演を再開した藤井だが、〝断る勇気〟のおかげで精神的ストレスを重ねずに済んだようだ。

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