藤井は自身のSNSで、《今日を楽しみにして下さってた皆さん、色んな準備をして下さってた皆さん、突然のお知らせになって本当に申し訳ありません。延期になった5公演に来場予定だった皆さんも本当にごめんなさい》と謝罪。
そして、《当たり前だと思っていた日々に感謝してしっかり治します。またパワーアップした姿を見てもらえますように》とつづったが、この時期は仕事運が下降気味だった。
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「昨年の紅白で大ブレークを果たして以降、多忙な日々を送るようになり、過酷なツアーに突入。おそらく、免疫が落ちたところにコロナの新種株が大流行。運が悪かったようだが、そろそろ休養して〝リセット〟する期間が必要だった」(音楽業界関係者)
もともと、藤井は6月に2部作が連続公開された、河瀬直美総監督の東京五輪公式記録映画「東京2020オリンピック」のアスリートを描いた「SIDE:A」と運営側に迫った「SIDE:B」の音楽を担当。
しかし、「B」の公開まで10日を切った6月15日、映画公式HP上で突然、藤井が降板し、別の音楽家に依頼することになったと発表されたのだ。
一部報道によると、監督の熱烈なラブコールで、昨年には藤井が両作品の音楽を担当することが決定。ところが監督は編集をそれぞれ公開直前まで引っ張り、完成映像を見ながら音楽を入れたい藤井側を延々待たせた「A」は作業がギリギリ間に合ったが、5月から全国ツアーに入っていた藤井側が『もうできません』と断ったというのだ。
「見るからにマイペースな藤井だが、河瀬監督との仕事で精神的にかなり疲弊してしまったはず。今後、仕事は周囲の意見も聞いて慎重に選ぶべきでは」(映画業界関係者)
療養を終え、7月21日からツアー公演を再開した藤井だが、〝断る勇気〟のおかげで精神的ストレスを重ねずに済んだようだ。