昨年に引き続き、爆笑問題・太田光がスぺシャルキャスターを務めた同番組。だが彼は今回、以前のような過激発言は減り、政治家たちから「失礼だよ」と憤慨されるようなことはなかった。代わって注目されたのが小峠。
小峠は、番組がスタートして3時間、選挙の大勢がほぼ判明した後に登場。スタジオにいるメンツはほぼ入れ替わり、新たにやってきたトラウデン直美が「未来への不安」というテーマで聞かれると、「経済だったり地政学的にだったり、いろいろな部分で漠然とした不安がある」と語った。
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続けて同じ質問をされた小峠は「今、芸人ってハゲがめちゃくちゃ多いんですよね。クロちゃん、あばれる君、ハリウッドザコシショウ……飽和状態なので、これ以上ハゲの芸人が増えていくというのがちょっと不安ですかね」と心境を吐露。国山ハセンアナウンサーから「何を言っているんでしょうか?」「小峠さん、一応選挙特番ですからね」とツッコまれた。
この後、あるインタビュー映像が流れた。それは、今の小中学生たちに「未来への不安」について聞いたもの。すると、彼らは一様に少子高齢化の不安を語っていたのだ。これを受けてコメントを求められた小峠は「ガキが少子高齢化とか、スゴいですよね」と“ガキ”呼ばわりでリアクション。
また、スタジオにはイェール大学助教授で経済学者の成田悠輔氏がいた。同氏はこの時、日本の将来に関して話していたのだが、小川彩佳キャスターから「小峠さん、いかがですか。成田さんの意見を聞いて」と振られると、小峠は「成田さんの眼鏡のフレームがよく見たら丸と四角だと気づいてビックリしましたね」と左右のフレームの形が丸と四角で違うことに気づいたことを“報告”したのだ。
エンディングで「もう呼ばれないですよ、多分」と自分の場違い感を自覚していた小峠。ネットでは「選挙番組でハゲの話するの斬新でおもろいな」と歓迎する声がある一方、「わけわかんないこと言ってめっちゃスベった」「ガキとか軽蔑する言い方やろ」「誰だよ小峠呼んだ奴」「なんで呼んだの?」と疑問も多かった。ただし、「小峠は自分の役割を遂行してるだけ」「小峠も何話していいかわかんねー感じだ」と同情、擁護の意見もあった。