昨日、JR山手線・渋谷駅のホームで撮影された、駅員の激高動画。乗客の男性が駅員に「なんで取ってくれないんですか」「お願いしてるじゃないですか」と求めるのに対し、駅員は「何なんだその態度は!」「お願いしてる態度か!山手線、止めてんだぞ!」と声を荒らげ、さらには「警察行くから、今日帰れねえからな。事情聴取、長えからな!」と怒り狂っている。
>>『めざまし8』谷原章介、アイス売り場ダイブ男に「バカとしか思えない」ド直球な批判に称賛<<
事の発端は、乗客が現金4万円の入った財布を線路に落とし、非常停止ボタンを押して電車を止めただけではなく、線路に降りようしていたことが始まり。そんな乗客に対して強い口調を緩めない駅員に、ネットでは「高圧的な態度はあり得ない」という声がある一方、「財布を落として電車を勝手に止められたら怒るのも無理はない」など賛否の声が上がっている。
騒動について兼近はまず、駅員に対して「ブチ切れ過ぎですよね。自分が正しいことをしているんだと思った時に、人ってこういう風になっちゃう」とその態度を諫めつつ、撮影した乗客にも「この人もズルいじゃないですか。撮っている側も。この前に『取ってくださいよ、取れよ』と言って取ってくれないから、非常停止ボタンを押して今、怒られているわけですから」と口論に発展する前の出来事をどこかで見知ったのか、疑問を呈す。
さらに、今回の動画を見て駅員を非難しているユーザーに対しても「世論もズルいですよね。この瞬間だけ見て『キレ過ぎだよ』って」と前後に乗客がどんな行動を取っていたのか知らないまま、切り取られた動画だけ見て反応することの危険性を指摘。
最後に、「これ、キレなくて『いいですよ、いいですよ』ってなっちゃったら、いろんな人に迷惑がかかっている」とも述べつつ、「(みんな)冷静にということしか言えないです」とまとめていた。
ネットでは、やはり兼近が先に述べていたように、駅員から再三、「線路に勝手に降りるのは危ない」と制止されていたにも関わらず降りようとし、さらに非常停止ボタンも押したという“目撃証言”も散見される。いずれにしても兼近の俯瞰的な発言に「よく言った ほんそれ」「一番マトモな意見」「カネチに同意」「ド正論なんだよな」と言った声が寄せられていた。