東谷氏は、芸能界に広い人脈を持ちながらタレントに様々な便宜を図ってきたと語り、今年2月の同チャンネルでは、27年間にわたり自身が関わってきた一部のタレントたちの実名をさらし、暴露する内容を示唆した。
この東谷氏の宣告に、“明日は我が身”とおびえる業界人がいる一方で、俳優・山田孝之に関しては「僕が感謝を忘れてはいけない人物の中の1人」「一番フラットに付き合いできる良い男」と同チャンネルで紹介。さらに、東谷氏は山田から公私にわたって何から何まで助けられたとも明かし、山田を人格者としてこれまで何度も絶賛している。
東谷氏が一目置く人格者の山田でも、俳優・ムロツヨシに激怒したというエピソードがある。2019年11月、『川柳居酒屋なつみ』(テレビ朝日系)で両者が共演。番組内では、両者の出会いについて触れ、2009年公開の映画『クローズZEROII』で初共演し、共演者らとの飲みの席で初対面したと明かした。
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両者の話によれば、酔っ払っていたムロが隣に座っていた山田の肩を殴り続けていたという。ムロの言い分は「俺なりに愛情表現」とのことだが、当時の山田はそれを愛情とは捉えておらず、「数えていたんですけど、16発目です。20発いったら僕も一発いきますよ」と警告したとしている。すると、これにムロが「上等だ」と返し、山田は宣言通りに強烈な一発をムロにお見舞いしたという。これに、同席していた俳優・小栗旬が慌てて仲裁に入り、大事には至らなかったと回顧した。
さらに2020年4月、『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に山田が出演。番組では、山田の“親友”としてムロがVTR出演し、両者間で頻繁に勃発する“ある出来事”について告白した。
出会った当初は険悪ムードだった両者だが、“肩パン”の一件以来、頻繁に飲みに行く間柄となり、今では友人関係にあるという。番組スタッフが「お酒の席でじゃれ合ったりするんですか?」とムロに尋ねると、「一作品に一回大ゲンカします」と告白。ムロは、「これは確実に僕が悪い」と前置きした上で、両者が共演した2014年のミュージカル『フル・モンティ』でのケンカエピソードを披露した。
ムロによると、両者はミュージカル休演日の前日に共演者たちと一緒にカラオケに行ったという。だが、山田ののどの調子を気遣ったムロは、山田が歌唱中、サビの部分に差し掛かると強引に曲をストップし、これに山田がキレてケンカが勃発したと打ち明けた。
ムロ的には「孝之ののどは疲れ気味」と気遣い、キーが高い曲は歌わせられないと判断したものの、山田は「ここぞというときに何で止めてくれるんだ!」と機嫌を損ねてしまったとのこと。あげく、同席した共演者からも責められたムロは“逆ギレ”してその場を去ったと告白した。
とはいえ、“ケンカするほど仲がいい”というほど良好な関係の両者。2017年6月、ムロは自身のインスタグラムを開設し、2011年から放送のドラマ『ドラマ24』の「勇者ヨシヒコシリーズ」(テレビ東京系)で共演した山田との2ショットを公開。投稿には、山田のアカウントがタグ付けされており、「本人による、タグ付け完了」と添えている。また、山田もムロの投稿に「いいね1番とった!」と“いいね”を付けた画面のスクリーンショットを公開。ムロの投稿は、両者の共同作業であったことをうかがわせ、ケンカの後腐れなさを示した。
今となっては、人気俳優として活躍の場を広げる両者。今後の共演作に期待したいところだ。