鈴木は12日、自身のnoteに「無性に書きたくなって。」という記事を投稿。その中で十数年前、次回作に自身の主演の話が持ち上がっていた監督の試写会に行ったことを報告。その後、監督とプロデューサーとともに会食があったという。
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鈴木はその監督について、「自分の若い時からサブカル的に活躍していた監督」「海外の映画賞を多数取ったばかり」と表現。また、映画については「エログロ的な画」と指摘した。
その上で、鈴木は酒を飲んだその監督から、「君はお父さんが芸術家なんか知らないけど勘違いしてない?」と言われ、過去の出演作についても「あんなテレビの延長映画みたいな作品に出てイイ気になってる」「〇〇監督はクソだ、あんな作品に出てるお前もクソ」といった罵倒を受けたという。
また、監督が以前付き合っていたという女優について語っている際、鈴木の元に途中で当時交際していた男性から着信があったという。掛け直す旨を伝えるために咄嗟に電話を取ったところ、監督から「この俺と話してるのにお前は自分の男との電話に出るのかーーー!!」と怒られたと明かした。
その後も監督からは怒鳴られ続け、最終的には「出てけ。お前みたいな女優は二度と顔見せんな」と言われたという。鈴木は監督のその言葉を「最初にマウント取りたかったんだろね。そんなに屈服させたかったんだ。俺らをチヤホヤしない生意気な女優をけちょんけちょんに貶めたかったんだな」と解釈し、最後に鈴木はその監督に「ナメんじゃねーぞ」と言い捨ててその場を去ったと明かしていた。
鈴木はこの出来事について、「それから数年、監督の名前を見かけるたびにこの日のことが頭をよぎった」と明かしつつ、今回告白するに至った理由について、昨今の映画監督による女優への性被害報道について言及。これまでは芸能界で生き残るため、たとえ理不尽な目に遭っても報道があっても沈黙していたそうだが、「泣き寝入りしてはいけない」と感じたそう。
「長いモノに巻かれてやり過ごす時代は終わった。一過性のニュースにしないためにも、そうした業界に蔓延る腐敗に気づいた我々が、この腐った世界を変えてゆかなくてはならないという意識が必要だ」と綴り、「今回一連の件、本当の変わるキッカケがやってきたのだと思う。長年業界に染み付いた因習みたいなもんがなくなっていけばいい」と訴えていた。
この告白が指す監督にネット上からは、現在性加害報道で話題になっている映画監督の1人ではないかと話題に。また、ネットからは「エグすぎる…」「鈴木砂羽さんクラスでもこんなに深刻で醜悪な目に遭うのか」「真っ黒だな」「告発されまくってるあの映画監督?」「あの監督がマジでクソ野郎なことがよく分かった」という声が集まっていた。
記事内の引用について
鈴木砂羽noteより https://note.com/sawasuzuki