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ジュニア時代に相葉と櫻井が接近できたのは国民的漫画のおかげだった

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 相葉雅紀の主演舞台「ようこそ、ミナト先生」が、6月に開演される。町や人生の再生を描くハートウォーミング物語。相葉にとっては、「君と見る千の夢」以来およそ12年ぶりの舞台だ。脚本は「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)ほか多くの人気ドラマを手掛けた金子ありさ、演出は宮田慶子で、12年前の舞台の再集結となる。

 嵐は現在、グループ活動を休止中。99年のデビューまで、メンバー5人はさまざまなジャニーズJr.内ユニットに属していた。「櫻葉」もそのひとつ。櫻井翔と相葉がシンメトリーになったころに誕生したペアだ。

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 嵐では94年に大野智、翌95年に櫻井、翌96年に松本潤、二宮和也、相葉がジャニーズ事務所に入所。ジュニア時代は、京都で上演されていた舞台に出演するために移住していた大野、櫻井と二宮、松本と相葉という、3派に分かれていた。

 相葉と櫻井は年次が違うため、接点もほぼゼロ。相葉が嵐のなかで連絡先を交換したのは、櫻井が一番最後だった。そのフリがきいていたせいか、櫻葉が生まれた後は大の仲良しになった。

 地方コンサートの宿泊先で同室になったときは、小さな湯船に一緒に浸かった。誕生日には「お誕生日、おめでたまきん」「ありがたまきん」と言い合って、笑い合った。今でもこのホットワードは、お互いのバースデーLINEで使い合っている。

 「ちょっと下品なこのあいさつは、漫画『おぼっちゃまくん』です。2人は子どもの頃、『おぼっちゃまくん』が大好き。作中の“茶魔語”が友情を育むきっかけでもあったので、コンサートで『ともだちんこ』と笑い合うこともありました」(ウェブマガジンのネットライター)

 「月刊コロコロコミック」で「おぼっちゃまくん」を読んでいた子どもたちは、30代から40代の大人になった。それに伴い、18年に文芸誌「小説幻冬」で大人向け漫画が連載となって復活。ゲームアプリのパズドラでも、根強い人気がある。

 相葉と櫻井の距離も縮めた「おぼっちゃまくん」。昨年9月には、一般人女性との結婚をダブルで発表した2人。まさに「おめでたまきん」の面目躍如だったといえる。

(伊藤由華)

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