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ジャッジをPEET、Pln0、長谷川達也、Seishiro、テリー伊藤が務め、ゲスト審査員としてSAM、土屋アンナ、加藤諒が参加して行われた本大会。新型コロナウイルス感染の影響から、「avex ROYALBRATS」「dip BATTLES」「KADOKAWA DREAMS」の3チームが欠場した。
KOSÉ 8ROCKSは、ヒップホップを題材とした映画「ワイルド・スタイル」(82年)をモチーフにしたダンスで71ポイントを獲得して本大会を優勝。リーダーのISSEIは優勝が決まると、「みんなの前でこんなかっこいい踊りができて嬉しい。優勝めざして頑張ってきたので良かった」と感激の表情。
SAMは「KOSÉ 8ROCKSは自分たちのスタイルを持ったチーム。中心となるものがあるから変化球も生きてくる」と優勝を決めた同チームにエールを送り、他チームに対しても「今後、各チームとも(KOSÉ 8ROCKSに負けないよう)誇りを持って戦っていってほしい」とコメント。土屋は「すごく気持ちが良かった」とやはり本大会のダンスのクオリティの高さを絶賛。「点数関係なく、それぞれのチームのエネルギーを観れたのですごく良かった」と感想を述べた。
土屋は「ダンスは人の心を魅了するものの一つ。人を救うアートの一つ。もっともっといっぱい踊って多くの人を感動させてほしい。今日ここに来れて良かったです」と参加チームにエール。加藤も「こんなにたくさんのチームがあるのに個性が被らない。自分が点数をつけるのは心苦しいくらいでした。みなさんのパワーが伝わって来てあっという間の時間でした。楽しかったです」と話した。
第5戦までは、クランプとヒップホップを融合させたFULLCAST RAISERZが三連覇中だったが、この日はKOSÉ 8ROCKSの前にわずかに届かず。土屋はこのFULLCAST RAISERZのダンスにも感銘を受けた様子。「最高ですね。表現力やパワーを見させてもらった時に、ダンスのパワーが世の中変えてくれそうだなって。見ている自分の心も動かされた。付いて行きたい気分です。一人一人個性があるのに呼吸を合わせている。そこにもグッと来た」と絶賛していた。
(取材・文:名鹿祥史)