番組で取り上げたのは、先月17日、石川県を走る電車の車内で撮影された映像。マスクをずらした男性が酒を飲んだり通話したりしており、近くの席に座った撮影者らが見かねて注意すると、ノーマスク状態で怒鳴りつけて手を出してきたとのこと。男性は酒臭かったといい、最終的には泥酔し、車内のトイレにもたれかかったような状態となっていた。
この映像を見た谷原はまず、トイレで泥酔してしまった男性について、「大丈夫だったかな? 心配になりますけど」とコメント。さらに、「暴行はダメ」と咎めつつ、「ああやって車内で飲む人って、前から一定以上いましたよね」と指摘した。
そして谷原は、コロナ禍で路上飲みを禁じていることに触れ、「バスに乗ってたりすると、昼間でもバスの車内で子どもが乗っている時間帯に飲んでるの見ると、今まで見なかったなって思うんですよ」と公共の場で飲酒する人が増えたことを指摘。
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このことについて、「そういう方はお店でも飲めない、路上も駄目だ、多分家に帰っても家でも飲めないような……、家庭に居場所がないのか1人ではつまらないのか、そういう人たちの飲む場所を奪って行ってるっていう側面が(コロナ禍には)あるかもしれないって思うんですよね」と持論を展開していた。
この谷原の発言に、フジテレビ解説委員の風間晋は「うーん……まあ、(公共の場で)飲んでる人たちの理由を優しく考えてあげる必要はないと思うんですよね」と困惑。視聴者からも「それはただの甘え」「何で公共の場で酒飲む人の気持ちを考えないといけないの?」「なんでもかんでもコロナに繋げすぎ」という呆れ声が集まってしまっていた。
その優しい口調やコメントがMCとして評価されていた谷原だが、今回はあまりにズレた“優しさ”に多くの人を混乱させてしまったようだ。