search
とじる
トップ > 芸能ニュース > 解散は運命だった?「勤続26年」V6と光GENJIの多すぎる類似点

解散は運命だった?「勤続26年」V6と光GENJIの多すぎる類似点

pic pic

画像はイメージです

 3月末のTOKIOの長瀬智也に続いて、11月1日で森田剛がジャニーズ事務所を退所、V6が解散する。デビューから変わらず6人で全力疾走してきた26年間。四半世紀アニバーサリーだった昨年は、新型コロナウイルスの影響によってさまざまな予定が遂行されず、貴重な1年間を棒に振った。

 V6は1995年に誕生した。ジャニーズJr.として経験豊富だった坂本昌行、長野博、井ノ原快彦の年長組は20th Century、略称・トニセン。「剛健コンビ」で圧倒的な人気を誇っていた森田剛と三宅健に、バラエティ番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(日本テレビ系)のオーディション企画「ジャニーズ予備校」で合格した岡田准一を加えた弟組は、Coming Century。略してカミセン。2派の融合グループは、87年に生まれた光GENJI以来だった。

 両グループは、類似点が多い。トニセンに該当する「光」は内海光司、大沢樹生。カミセンは「GENJI」で諸星和己、佐藤寛之、山本淳一、赤坂晃、佐藤敦啓(現・アツヒロ)。いずれも年少組がグループ人気を引き上げ、その人気により格差が生まれた。諸星に該当したのが、「剛健」だった。

 年齢差があったのも特徴的だ。光GENJIは、最年長の内海、最年少の敦啓と赤坂が6歳差。TOKIO(94年デビュー)の最年長・城島茂と最年少の長瀬は8歳差。翌年にデビューしたV6はさらにその上を行く9歳差だ。最年少は岡田。最年長の坂本は、一度ジャニーズを辞めて社会人となり、出戻ってV6にギリギリ入った苦労人だ。

 ​>>V6、いつのまにかメンバーの“勢力図”が変わっていた? デビュー時の絶対的センターは<<​​​

 スピードデビューJr.がいた点も同じだ。敦啓は86年8月に入所して、翌87年にデビュー。岡田は、入所してわずか3カ月後にグループ入り。奇遇にも同じ中学生、14歳の年だった。

 両グループの歯車がピタリと合ったのが95年。9月3日、愛知・名古屋市総合体育館レインボーホール(現・日本ガイシホール)で、光GENJIからメンバー全員が“卒業”した。関東のファイナル公演は8月の横浜アリーナだったが、V6全員で鑑賞しているのだ。

 「当時、敦啓さんは22歳で、坂本さんが24歳。後輩が年上という複雑な関係です。すでに11月1日のCDデビューが内定していたV6は、楽屋挨拶で『僕らデビューします』と報告。GENJIが終幕した2カ月後に、華々しくデビューしました」(芸能誌のフリーライター)

 SMAPは結成25周年だった16年に解散。事務所とのあつれきを残したままで、アニバーサリーを彩ることはなかった。TOKIOは、その25周年を翌年に控えた18年に山口達也さんが不祥事を起こして、音楽活動を停止。再起動させることなく、長瀬が去る。V6は25周年を無事に通過したが、解散が決定していたのは19年。25周年のカベはブ厚いようだ。

 残り8カ月で終幕するV6。コンサートチケットの争奪戦は必至だ。

(伊藤由華)

関連記事

タグから探す


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ