同大会では、初大会から変更されることがなかった応募資格が改定された。これまで、芸能事務所に所属する芸人は即席ユニットでの出場は不可(アマチュアや劇団員などの即席ユニットは出場可)で、活動中のユニットでの出場しか認められていなかったが、今大会からプロ芸人の即席ユニットでの出場が解禁(※併願エントリーは不可)。これによりピン芸人同士のコンビやトリオ、ユニット同士の合体でも出場可能となる。
大会を運営する『キングオブコント』事務局は、「ピン芸人の皆様や新たなユニットでの参加によりお笑いの化学反応が起きて、これまで以上に大会が盛り上がることを楽しみにしています。今まで出場の資格や機会がなかった芸人の方々のご応募を是非お待ちしています」と期待を述べた。
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昨年12月に決勝戦が行われた『M-1グランプリ2020』の準優勝は、ピン芸人同士のコンビ・おいでやすこが。即席ではなくYouTubeなどで活動はしていたが、おいでやす小田とこがけんによる漫才は大きなインパクトを残し、その後のメディアでの活躍も目覚ましい。おいでやすこがの『キングオブコント』出場も気になるところだが、芸歴規定で『R-1グランプリ』の出場資格がなくなったピン芸人達の挑戦も期待される。
なお、『キングオブコント』のエントリー概要や日程などの詳細は今後の発表。14代目チャンピオンには今年も賞金1000万円が用意されている。
『キングオブコント2021』応募資格
・プロ、アマ不問。所属事務所も問わず。
・芸歴の制限なし。
・2人以上のユニットに限る。よって1名(ピン)での出場は不可。
・即席ユニットでの出場可。
※たとえば、「1名(ピン)と1名(ピン)」「1名(ピン)と“コンビ内の1名"」「コンビとトリオ」など
の即席ユニットでの出場可。
・併願エントリー不可。
※同人物が異なるユニットで複数エントリーすることは不可とする。