問題となっているのは、ユーチューブにアップされているMVのコメント欄にここ数日書き込まれている韓国語を中心にしたコメント。「民族主義の曲を良く作って見苦しい」「恥ずかしい」「日本政府のプロモーションビデオですか?歌詞が馬鹿げている」などの厳しい声や、「愛国ポルノ」「韓国の模倣」といった揶揄なども聞かれている。
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歌詞の内容は応援歌に近いものとなっているだけに、突如寄せられたこうしたコメントにファンからは、「なんで急にこんなに荒れてるの…?」「賛歌ですらないのに政治批判の材料にしないでほしい」「この曲はどこの国も傷つけていない」などの困惑の声が聞かれている。
「実は、こうした誹謗コメントが寄せられた原因となったのは、アメリカ人が韓国語で運用している、日本の曲と韓国の曲を紹介しているユーチューブチャンネルに6月22日にアップされた動画。その中でこの曲が好意的に紹介されていましたが、タイトルなどから日本賛美の曲と勘違いした人が多くいたようで、その動画にも多数の批判コメントが寄せられる事態に。その中の一部ユーザーが公式ユーチューブに批判コメントを書き込んだようです」(芸能ライター)
しかし、実は以前にもこうした現象が見られたという。
「14年に椎名林檎がNHKのサッカー番組のテーマ曲として書き下ろした『NIPPON』が発表された際にも、国内外の一部から『純血主義』などの批判が集まる事態に。発表から数年経っても、日本語や韓国語、中国語などでバッシングが寄せられることはあります。当時バッシングが起こった際、『日本人が日本について歌って何が悪いのか』『ただの応援歌なのに』といった声が聞かれましたが、今回の現象でもそうした戸惑いが聞かれているようです」(同)
発表から1年経っての突然の事態に、ファンからは驚きの声も聞かれていた。