最初にエンジンを掛けたのは、ヒロミ。後ろにいた児嶋に振り返り、「あれ、お前出れんの?」とすっとぼけたのだ。児嶋は即座に「俺はいいんだよ!」と回答。すると、さんまも「まだ喋んな渡部!」とツッコミ。これには児嶋も、「児嶋! この間違いやめて!!」と本気でお願いしていた。
「これまでは『オオシマさん』などと間違えられていた名前間違いギャグが、ついに『渡部』と間違えられて、『児嶋だよ!』を言って笑いになる時代が来てしまいました。さんまはこれを『最終形態』と呼んでいました」(芸能ライター)
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さらに、「イジり」の幅はさらに拡大。ヒロミの「渡部に何があったの?」から始まり、ブラックマヨネーズ吉田敬の「相方ならば(ひな壇ではなくて)せめて便器に座ってほしかった」という、渡部が密会場所に使っていた多目的トイレに引っ掛けたボケ、そして、ぺこぱ松陰寺太勇まで自身のフレーズに掛けて、「本当に時を戻すべき人は渡部さん」と言ってのけたのだ。
ヒロミからの「渡部に何があったの?」には、「めちゃくちゃあったよ!とんでもないのあったよ!すげえあったの!色々!」で大爆笑をさらい、松陰寺の指摘には「戻して!時戻して!」と、両手を合わせて祈るほど。吉田の「便器」イジリには「やめろ、やめろ、そんなのできるか!」と言いながら、「人目が気になってトイレに行きづらくなってきた」と悩んでいた。
そんな児嶋イジリは専門家も。東京・八王子市に37年住んでいるという生物学者の池田清彦氏。山に登るとストレスが軽減すると告げながら、八王子市にある高尾山に登って、「頭を空っぽにするとその瞬間自分の心が落ち着くんで、 特に児嶋君は山を歩いた方がいいかも」とアドバイスしたのだ。これには児嶋も「高尾山行こう」とリアクション。
だが、さんまが「でも児嶋はもともと頭が空っぽ」とイジりつつ、「空っぽのやつが行ったらどう空っぽになんねやろ?」と疑問を示すと、池田氏は「いや、でも空っぽでもね……」と語り出そうとしたため、児嶋は「空っぽじゃねえ!」と一喝し、これまた笑いを誘った。
そんな全方位からのイジリにすべて打ち返していた児嶋。SNS上でも「児嶋wめっちゃ弄り倒されてる」「開幕からめちゃくちゃ児嶋さん弄られてるの芸人間の愛を感じるな」「さんまさんなりの接し方が素晴らしい」などおおむね称賛の声が上がっている。ただ、児嶋もまさか相方のスキャンダルが笑いになる時代が来るとは想像もしていなかったに違いない。