現在、櫻井翔、二宮和也、相葉雅紀はソロでレギュラー番組に出演中。ロケやスタジオ、ゲストトークほか、最も幅の広い仕事をしているのは相葉だ。天真らんまんキャラが定着しているが、故・志村けんさんと共演していた「天才!志村どうぶつ園」(日テレ系)、「相葉マナブ」(テレビ朝日系)などで見せる一般人との触れ合いは、観る者に心地よい安堵感を与える。
「相葉マナブ」は、7周年を迎えた。日本中のさまざまな知識を学んでいく自身初の冠番組だ。13年の開始当初は、2本撮りのうち1本はスタジオ収録の座学スタイルだった。だが、本人の提案によって、一日中外で汗をかく現在の完全ロケスタイルに変わった。
両親が地元・千葉県で長きにわたって中華料理店を経営しているため、幼いころから料理に触れる機会は多かった。そのため、食にまつわる天性の勘は、どれも地元関係者やスタッフがうなる。
毎年恒例のタケノコ掘りでは、コンバインに初めて乗って、共演者のハライチ・澤部佑から「重機の天才」と名付けられるほどのドライブセンスだった。汗にまみれて、泥をかぶり、れんこんや自然薯を収穫。田植えもいとわないポジティブな姿勢は、泥臭い過程を楽しんでいるかのようだ。
最近の主軸は、「寿司処 相葉亭」。過去に家庭菜園や工場、職人の現場に足を運び、しょうゆやまな板、包丁を作るまでに至った。そのアイテムを生かそうと開店したのが相葉亭。自作の包丁で大魚をさばき、刺身や江戸前寿司として“商品化”。来店する有名芸能人に振る舞うのだ。過去には出張して、屋外で「そば処」をオープンしたこともある。
“包丁王子”になる過程では、釣りというオーソドックスなロケも当然あった。そのころは、血がしたたる魚の内臓を直視しているだけの立場だった。それが今では、立派な大将。寿司職人として第二の人生を歩んでもおかしくはない。
嵐の活動休止後、相葉の仕事の不安は皆無だろう。
(伊藤由華)