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麻生首相 バー通い封印

 国外ならバレりゃしないと思ったのではないだろうが、国際会議で恥の上塗りを演じてきた麻生太郎首相(68)。うすら笑いが板について、ヤケっぱちの逆襲もおなじみになってきた。さぞやヤケ酒がすすむのではと同情もしたくなるが、こっちだけは自主規制? ホテルのバーには、とんとご無沙汰らしいのだ。これは私邸から公邸に引っ越してからで、「何があったんだ」と永田町筋は目を白黒させている。

 国会は予算審議の真っ最中。与党議員からも解散を要求され、野党にはここぞと攻め立てられる。憂さ晴らしにグラスをあおらなければ、「やってられるか」となりそうなものだが、そこは(本来の意味で)KYな麻生首相。ヤケ酒など飲まなくても、なんでもないらしい。政治部記者が証言する。
 「東京・神山町の私邸から官邸に隣接する公邸に引っ越したのが1月19日。それから約半月になります。引っ越しを渋っていたにしては“新居”の住み心地がまんざらでなかったのか、帰宅時間が早まりつつあります」
 官邸でのぶら下がりインタビューを終えると、驚くなかれ午後7時前に公邸に引っ込んでしまったこともある。
 「首相と入れ替わるように記者団の前に出てきた秘書官が、『今夜は外出なし。こんなことは初めてです』と驚いていました。当の首相も『早く帰っても、やることないんだよな』とボヤいていたそうです」(前出・記者)

 引っ越してからの平日の動きは、ばらつきはあるものの、帰宅時間は午後9時前後。2軒、3軒と梯子(はしご)して午前さまも目立った私邸住まい当時に比べると、ライフスタイルを大きく変えたともいえる。
 「お前らが飲む水割り用の水を、いっぱい入れてあるからな」
 引っ越し当日、首相は例によってべらんめえ調で秘書官に公邸の冷蔵庫を開けて、そう言った。秘書官は「酒の相手をさせられたら困るな。仕事にならなくなる」と苦笑していたらしい。
 首相はこの時期、コートとマフラーを手放さず、自動車に乗るとひざ掛けを愛用しているなど、相当の寒がり。私邸での指定席は暖炉の真向かい。まきをくべながら葉巻を楽しむのが冬の夜のスタイルになっている。永田町関係者の話。
 「『古い私邸に比べて、すき間風が吹かないのがいいんだ』と喜んでいた。気密性が高いし、床暖房も入っている。お気に入りなのは確かだ」
 首相就任当初、早期の解散が頭にあり、「(公邸への)引っ越しは選挙が終わってから」と言っていたが、いまや解散時期はうやむやにしたまま。さまざまな世論調査で出てくるのは、与党大敗ばかり。解散しようにもできないのだ。
 ホテルのバーで一杯やりたくても冬の夜は冷え込むし、また批判されかねない。暖炉の前で葉巻をくゆらすしかないか。

(写真=麻生首相が連日通っていたバーがあるホテルニューオータニ。最近は足が遠のいているとか…)

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