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【ドラマの見どころ!】まるで学芸会! 前田と佐藤は大河ドラマも出てたのに…。波乱含みの『Q10(キュート)』

 今日の【ドラマの見どころ!】は、佐藤健、前田敦子(AKB48)主演のドラマ『Q10(キュート)』(日本テレビ系)。『野ブタ。をプロデュース』を手がけた木皿泉の脚本に期待はしてみたものの、やはり主役は人気があれども魅力薄なキャスティング、まとまりの無いストーリーに早くもこのドラマにギブアップ気味のチャッピー。その上前田敦子演じる美少女ロボQ10のキャラに見覚えが…。偶然似ちゃったんだろうけど、設定がありきたりすぎたんじゃない?

 幼少期に心臓病の手術をしている為、胸に大きな手術痕がある男子高校生深井平太(佐藤健)。地味な生活を送っていたがある日不思議なロボットの女の子(前田敦子・AKB48)と出会い、Q10キュートと名づける。Q10は人間の女の子・久戸花恋(きゅうとかれん)として平太のクラスメートに迎えられるが…。

 無垢なロボットの心で人間の心を理解しようとするQ10と、Q10と出合った事ではじめて人間の心を意識した平太。純粋なヒロインに心を動かされる地味な主人公に佐藤健の派手な顔立ちがいまいち馴染まず浮く。本当にロボットぽいしぐさやしゃべり方を習得した前田は思ったより芸達者だけどいっぱい見てるせいか新鮮味はゼロね。それにしてもこの二人、やっぱり演技は学芸会。本当に「龍馬伝」出てた? って聞きたくなるぐらい素人っぽい。反対に先生役の爆笑問題・田中さん、漫才師なのに演技上手すぎよ。

 安いロックバンドのメンバーに辛い恋をする山本民子(蓮佛美沙子)、家庭が貧乏で学費が払えない藤丘誠(柄本時生)、二次元オタクの中尾順(細田よしひこ)など、この先どんどん出てくる予定のクセのある同級生を演じる若手キャストがみな個性的。前クールのドラマ「ハンマー・セッション」を病んだ感じにしたような、若者たちの群像劇がサイドストーリーになってるの。でも、この手法といい、陰気な雰囲気といい、美少女のおかっぱ頭までもが、昨年公開になった映画「空気人形」にそっくり。ついでに言っちゃえば、あっちゃん扮するQ10キュートのキャラは、ちょっと前に水沢奈子主演で深夜ドラマ化された「スミレ16歳!!」ってギャグマンガのスミレに激似なのよ。たしかにAKB48の中でも完全に偶像化されている前田敦子って、なんかお人形さん(ロボット)っぽいけど、これって生身の女の子の設定じゃだめだったの?もはや生身の日本の女子高生に無垢な心は期待できないの? ロボットじゃなくてせめて宇宙人とかじゃだめだったの? まだ第2話までしか見ていないのに、邪念で頭がいっぱいになってストーリーが追えない、なんかそんなドラマよ。(チャッピー)

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