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『黒子のバスケ』脅迫騒動の行方

 『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載中で、アニメ化もされている漫画『黒子のバスケ』。タイトル通り、バスケットボールが題材となっており、すでに2300万部を売り上げている人気漫画だ。この『黒子のバスケ』略して“黒バス”を巡って、騒動が巻き起こっている。
 「10月28日、レンタル大手の『TSUTAYA』を展開しているカルチュア・コンビニエンス・クラブが、全店で“黒バス”の撤去を決めたと発表しました。これは、商品の撤去を求める脅迫状が届いたためだといいます。これに先立ち、同月中旬、複数の報道機関などに犯人の一味を名乗る者から脅迫状が届いており、内容は“黒バス”関連のお菓子に毒を入れ、大手コンビニに置いたというもの。同じ脅迫状は作者の藤巻忠俊氏の母校である上智大学にも届いていました」(出版関係者)

 ここまで大騒ぎとなっているのだから当然、警察もすでに動いているのだが、いまだ犯人逮捕には至っていない。

 一方、そんな状態を尻目に、ネットではその脅迫状から、犯人像を絞り込もうとする動きが見られる。
 「犯人の一味だとされる『怪人801面相』の“801(やおい)”という表現が'90年代に流行ったことをうけて『30代では』という声もあれば、グリコ森永事件の脅迫状であった『かい人』という表記ではないため、この事件を知らない若い世代なのでは、などという声もあります。また月刊誌『創』(創出版)へ犯人が声明文を送っており、他の報道機関が脅迫文を黙殺した場合『創』だけでも報じてほしい、と頼み込んでいることから、犯人は出版関係者ではないかという声もチラホラ。そんなことから、出版業界内では原作者への恨みを持つものの犯行ではという声もあります」(同)

 脅迫騒ぎが続いてはや1年が経つ。そろそろ犯人逮捕に至ってもよさそうなものだが…。

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