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山口紗弥加、デビュー24年で初主演!歓喜の声の中で「なぜ今?」と疑問も

 まさかの大抜擢だ。多くのドラマでこれまで名バイプレーヤーとして活躍してきた女優の山口紗弥加が、10月4日から始まる深夜ドラマ『ブラックスキャンダル』(読売テレビ・日本テレビ系)に出演することが分かったのだ。芸歴24年でドラマ初主演。これに対し、視聴者は歓喜の声に包まれている。

 「SNS上には、『めっちゃ期待。楽しみ』『何気にずっと見てきた人だから活躍してくれて嬉しい』『久しぶりに ドラマ観てみようかな』といった好意的な意見が殺到しています」(芸能ライター)

 山口は1994年の『若者のすべて』(フジテレビ)でのドラマデビュー以来、現在まで60本以上の連続ドラマに登場。『絶対零度』、『ようこそ、わが家へ』(以上フジテレビ系)、『コウノドリ』(TBS系)、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)と、人気作に出るたび、鮮烈な印象を残している。

 実力派女優の朗報に沸く一方、デビュー24年でのオファーには「なぜ今?」という声もあるという。

 「脇役として地道にキャリアを積み重ねてきた彼女も38歳。今回のオファーに、山口自身も『私に期待してくれる人がまだ居てくれるんだ!』というコメントを残していますが、視聴者の中にも『でも急に主演て、どうしたのかな?昔ファンだった人がプロデューサーでもなったかな?』といった疑問の声も少なくありません」(同)

 この大抜擢には、どんなことが考えられるのだろうか?

 「同作は、去年10月から3か月放送されていた『ブラックリベンジ』に続く、『ブラック』シリーズの第2弾。この『ブラックリベンジ』でヒロインを演じたのは木村多江でしたが、実は彼女、芸歴22年目にして民放の連ドラ初主演だったのです。それから考えると今回の山口の起用も、あえて『初主演』の肩書きを打ち出せる女優を探していた可能性もあります」(同)

 また、深夜ドラマは、ゴールデン帯より“しがらみ”が少なく、スタッフも本当に使いたい役者を選べるということもあるだろう。

 ちなみに、山口の所属事務所はフラーム。広末涼子をはじめ、有村架純、戸田恵梨香、吉瀬美智子ら錚々たる顔ぶれが揃うが、今回の件で参考にしたい存在が、徳永えりだという。

 「デビュー以来14年間脇役だった徳永は、NHK朝ドラ『わろてんか』でブレーク。今年、『恋のツキ』(テレビ東京系)にドラマ初主演を果たしましたが、事務所としてもベテラン勢を再び売り出しそうとしているのかもしれません」(同)

 いずれにしても楽しみであることには間違いない。大いに期待したい。

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