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さまぁ〜ず・大竹一樹、後輩が開いたBarで神対応

 「アンバランス」と聞いても、お笑い通でなければピンとこないだろう。

 イケメンの黒川忠文とツッコミの山本栄治が92年に結成した、古株のアラフォーコンビだ。90年代のボキャブラブームなどで世に出るきっかけをつかみ、人心掌握術に長けている山本は、同世代の雨上がり決死隊、ナインティナインなどとプライベートで仲がいい。

 結成翌93年からおよそ18年半、かつてフジテレビのお昼の顔だったトーク番組『ライオンのごきげんよう』の前説を務めあげた。タレントとしての露出は決して多くないが、前説で培ったスキルは、芸人仲間が尊敬の念を抱かざるを得ないほど高い。ここ数年では、命の手綱であった『ごきげんよう』が終了し、5年ほど連れ添った元モデル妻と離婚。大手の太田プロダクションに移籍するなど、身辺の変化が著しい。

 そして、16年新春に、東京は六本木の一等地にBAR ACTをオープンした。今は、芸人と飲み屋の代表取締役という2足のワラジをはいている状況だ。六本木という土地柄上、決して安くはないその店で神対応をしてみせたのは、さまぁ〜ず・大竹一樹だ。

 山本はデビュー時から慕っているが、そんな大竹がご祝儀がてらに来店した日の夜。退店する際、お会計を提示すると、「山本、俺からはボレ」と吐いて、倍の金額を支払った。店を出るときには、「この店、ボッタクリだな」と、小粋な捨て台詞まで残している。

 これまでに、数えきれないほど酒の席で一緒になり、仕事で行き詰まって落ち込んでいると、「お前はホントにおもしろいやつだと思ってるから、信じて、あきらめるなよ」と声をかけてくれた大竹。この言葉があったから、山本は芸人を廃業しなかったといっても過言ではない。

 さまぁ〜ずは、来年が結成30周年目突入イヤー。ベテランの域に達しているが、それでも今年はおよそ2年ぶりに単独ライブを開催する(6月29日〜7月4日、天王洲銀河劇場)。どんなに売れても、板の上の芸人であるという原点を忘れない2人。だからこそ、生き馬の目を抜く芸能界でトップ階層に君臨し続けていられるのだ。

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