同ブログで鈴木は中学時代、直射日光で自身の頭の皮がまるごとはがれたエピソードを紹介しつつ『お子さんが通っている、通っていた学校。冷房、入っていますか?(中略)入ってない方は、そのことで学校に話をしたりするのか?などなど。現状を教えてください!』とコメントを募集。
すると「うちの子の学校はクーラーの設置はなく、扇風機のみ。保護者からお金を集めてでも何とかしてほしいです」「公立の学校だとクーラーが設置されていないケースが多いみたいです。私立はあるのに不公平…」「教室に扇風機1台だけで、それもほとんど当たらないらしく、汗だくで授業を聞いているそうです」「子供たちが倒れてからじゃないと学校は動いてくれないのでしょうか」など、子供の熱中症を心配するリアルな声が続々と寄せられた。まだまだ冷房設備を整える学校は少ないようだ。
また、教員と思われるユーザーからは「(クーラーなどの)学校の設備は、各市町村の管轄。教員ではどうにもなりません。教室は33度くらいあり、生徒たちに何か大変なことが起こらないと学校は動けないのかと思ってしまいます」というコメントが上がっており、学校現場の実情も垣間見えてくる。
一方で、「学校でクーラー設置の説明会がありました。電気代の負担が増えるそうですが、反対する親御さんはいませんでした」「私の地域では、クーラー設置の署名活動が始まっています」という声も。連日の熱中症報道を受け、対策を取り始めている地域もあるのだろう。
こうした子供の熱中症問題について、タレントの木下優樹菜も自身のインスタグラムで言及した。「いろんなとこで児童が熱中症になってるのに、いまだに水筒持ち込み禁止とか。。子を送り出す親としては、心配でしかたないよね」と母親としての心情を明かしている。そこには「うちの学校も水筒禁止です」などのコメントが上がっており、熱中症対策が追いついていない学校も多いことがうかがえる。しかし一部の学校が水筒の持ち込みを禁止しているのには、衛生面や異物混入などの理由があるという。
他にも、教育評論家の“尾木ママ”こと尾木直樹氏が、自身のブログで“文科省の熱中症対策通知の曖昧さ”を指摘するなど、熱中症に関する情報発信は日々増えているようだ。このような状況は異例とも言うことができ、この問題の深刻さを物語っている。この夏、猛暑のピークは「7月いっぱい」と「8月下旬から9月上旬」の2回あると予想されている(7月、ウェザーニューズ調べ)。まだまだ、熱中症対策をめぐる議論は続きそうだ。
記事内の引用について
鈴木おさむの公式ブログより https://ameblo.jp/smile-osamu
木下優樹菜の公式インスタグラムより https://www.instagram.com/yuuukiiinaaa/
尾木ママの公式ブログより https://ameblo.jp/oginaoki/