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関ジャニ、貴重な体験も思い出に 大物との飲み会が実現した裏事情

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 平成の31年間で、さまざまな分野の一流がみずから去ることを選んだ。代表的なひとりに、元米大リーグ・マリナーズ所属のイチローさんがいる。日米でおよそ28年間も活躍。日本では94年から00年まで史上初の7年連続首位打者、米国では日本人選手初となる通算3000本安打を達成したほか、多くの前人未到の記録を打ち立て、名実ともに伝説と化した。

 スポーツ界のみならず、文化交流も多く、テレビ出演やCM契約も絶えなかったイチローさん。その交友は天井知らずだが、およそ2年前、まさかの形で宴席を共にできたのが関ジャニ∞の大倉忠義と村上信五だ。事情通の芸能ライターが言う。

「プライベートでも仲がいいことで知られる関ジャニですが、その日の夜は、2人で飲んでいました。話が尽きてしまったので、笑福亭鶴瓶さんを呼び出そうということになりました。電話をかけると、ベッキーさんと食事中。『一緒にどうです?』と提案すると、『もう1人来るんやけど、そいつに聞かな、おまえらを呼ばれへん』とのこと。数分後にコールバックがあり、『大丈夫やから、○○で食ってるから来い』と店名を告げられて駆けつけると、そこにいたのがイチローさんだったというわけです」

 当然、引退発表をする前。メディアでしか観たことがなかったのは、初対面の大倉だ。「はじめまして」と挨拶をしてからは、ミーハー心を全開。ぶしつけな質問にも丁寧に気さくに答えてくれ、とっておきの裏ネタまで教えてくれたという。

 文字通りの宴たけなわとなったころ、酔った鶴瓶が千鳥足で先に店を出た。残った4人でも、かねてから共演経験が多い村上はベッキーとの歓談が止まらなかったため、大倉はイチローに積極的に話しかけた。野球にさほど興味がないため、沈黙しないよう、盛り上がるよう、必死に会話を続けたという。

 中居正広やKAT−TUN・亀梨和也をはじめ、ジャニーズタレントには野球経験者が多い。そんな中、ほぼスルーで生きてきた大倉が“世界のイチロー”との2ショットを実現させたのは、貴重にして贅沢な体験といえよう。

(伊藤由華)

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