「本編は基本、すべて英語。そもそも山下はジャニーズ内随一の英語の使い手としても知られている。5年前に映画のプロモーションで来日した女優アンジェリーナ・ジョリー(44)と通訳なしでインタビューを敢行し、関係者を驚かせたこともあるんです」(芸能記者)
世界デビューへの切符を手にした山下だが、本人にしてみれば、まさに青天の霹靂に違いない。役者として仕事が増えたのは、この1〜2年の間だからだ。
「山下は元SMAPマネジャーだった飯島三智がマネジャーだったこともあり、SMAP解散&独立騒動後は、ジャニーズ内でも冷や飯食いとして有名だったからです」(同)
ところが、昨年9月には映画『コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―』が公開され、興行収入93億円の大ヒットを記録。さらに4月期のドラマ『インハンド』(TBS系)にも出演した。
「事務所が手の裏を返したのは、独立する動きがあったからです。今や事務所はガタガタ。そこに山Pが出て行ってしまったら、イメージダウンは避けられない。もともと、山Pは海外進出志向が強かった。今回の『THE HEAD』は、彼の希望を最大限、叶えた結果です」(芸能プロ関係者)
ちなみに、気になる山下のギャラだが…。
「今後、1年間海外で拘束されることになる。出演料は諸々総込みで3000万円〜という話。ネットなどの配信料も含めると、破格に安い出演料です」(同)
『THE HEAD』が成功を収めれば“ポスト渡辺謙”として注目される存在になる。果たして見事、モノにできるのか?